集英社コバルト文庫<br> 夜の虹 灰色の幽霊

個数:1
紙書籍版価格
¥607
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

集英社コバルト文庫
夜の虹 灰色の幽霊

  • ISBN:9784086014250

ファイル: /

内容説明

人が死に至るときの情景を見る能力を持つ少女オリガは、エルツベルガー男爵の屋敷に招かれ、犬の肖像画を依頼される。ある日スケッチをしに屋敷に向かうと、男爵は不審死を遂げていて!? また、死んだはずのオリガの父ハルコルト男爵を目撃したという証言も舞いこんで、オリガは地区警察副署長のロジオンとともに真相を探り始めるのだが…!? ロマンティック・ロシアン・ミステリー第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

meg

12
帝政ロシアの裁判制度やユダヤ人に対する差別、宗教など二巻目も「そうなんだ!」と自然と納得しながら読み終わりました。「ここで復習しろ」の辺りは何だか笑ってしまった…私もぜひともレオニードに宗教学の講義をして頂きたい!「降って湧く」ロジオンは1巻ではあまり性格がつかめなかったけど、この人はひたすらに穏やかで犬っぽいんだなあとこの巻で何度も再確認。アーサーはもうちょっと活躍する日がくるのかな~楽しみです。読み応えがあって文句なしに面白いです!!2010/07/31

綾瀬ちかこ

11
出ましたね黒幕、そして挿し絵はありません。どことなく苦手意識があったレオニードがいい人で、思わずグラグラと揺らぎましたが、でも相変わらず癖が強いですね。アーサーがとことん英国紳士なのですが、当のオリガはまだまだ苦手意識が強い模様。深まる謎に見え隠れする真実……続刊の発売があればなあ。2012/08/27

shizuca

8
発売が2010年。「風の王国」も完結したしぜひ続刊を執筆していただきたい。ロジオンとレオニードがじわじわとオリガからの好感度をあげていって嬉しい。ロジオン一推しかと思いきやレオニードにもいいとこがまわってきていてありがとう毛利先生。物語もオリガの父親の件もようやくスタートラインにたったところだし、読みごたえのある作品だし、ロシア舞台の小説も貴重だし、ということで続刊希望の葉書は出版社にだせばいいのかしら???2015/01/11

U

8
アーサーもレオニードもわりとオリガ思い(?)なところにニヤニヤしました。でもやっぱりロジオンが好きだなぁ。2010/07/06

ふみ

7
え、挿絵ないんだ...!?ちょっとショック。でも、話は今回もいいかんじ。丁寧で硬質な語り口調の中にあるこのわくわく感!うー、いいなー。オリガがロジオンに対して優しくなったのも嬉しい。この作品、恋愛少なめですが、私はそこが好きだなー。少ないからこそ、ちょっとしたことできゃーってなる。2011/09/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/594972
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす