ちくま文庫
ぼくなりの遊び方、行き方―横尾忠則自伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 442p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480432414
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0123

出版社内容情報

日本を代表する美術家の自伝。登場する人物、起こる出来事その全てが日本のカルチャー史!壮大な物語はあらゆるフィクションを超える。解説 川村元気

内容説明

横尾忠則が走り抜け、這い抜けてきた1960年から1980年代までを丁寧に綴った貴重な自伝。1960年の上京以来、デザイナーとして、また1981年以後画家として、また一人の人間として、可能性を求め続けた若き日の横尾忠則が遭遇する「偶然」と「必然」の数々、そしてそられを演出する錚々たる面々との出会いは世界に誇る日本のポップカルチャー史そのものである。

目次

上京、日本デザインセンター入社
胎動の日々
表現の可能性を求めて
フリーランス宣言
憧れの三島由紀夫
ぼく自身のための広告
「横尾忠則」というメディア
ニューヨークの仲間たち
映画『新宿泥棒日記』に主演
ぼくの身近に不思議なことが…〔ほか〕

著者等紹介

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年兵庫県西脇市生まれ。美術家。1972年にニューヨーク近代美術館で個展。その後も各国のビエンナーレで世界的に活躍。2006年パリのカルティエ現代美術財団での個展など国際的にも高い評価を得る。1995年に毎日芸術賞、2001年に紫綬褒章受章、2008年に小説集『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞、2011年に旭日小綬章受章、同年度朝日賞、2014年山名賞など、受賞・受章多数。2012年には神戸に横尾忠則現代美術館を開館、ついで2013年香川県豊島に「豊島横尾館」開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

xtc1961ymo

5
横尾さんの1960年から84年までの自伝、もとは「流行通信オム」に連載してたもの。私の高校から大学時代にあたる、80年から俄然面白くなるあがた森魚「僕は天使じゃないよ」出演やジョン・レノンの訃報、YMOへの参加等々あの頃が甦り物語の舞台裏を覗いた気分。また精神世界へのめり込んで、空飛ぶ円盤に夢中になり、阿久悠らとイースター島に出掛けてその時の体験からピンクレディのあの「UFO」が出来たなんて、初めて知りました。ジョージハリスン、ダリ、リサライオンから瀬戸内寂聴までその人脈だけでも驚きます。2015/04/06

ATSUSHI

1
読み終えた時、しばらく放心状態のまま感動していました。 横尾先生の行き方を読んでとてつもないパワーをもらえたと思います。2016/10/02

Wataru Nakazawa

1
 画家横尾忠則の自伝。三島由紀夫や美輪明宏との交遊は他の本でも語っているので、今回注目したのは、空飛ぶ円盤や参禅、インド旅行といったスピリチュアルな世界に関する部分。1970年代は、超能力やUFOが流行った時代だったな。ピンクレディもその一つ。2015/04/27

みねお

0
横尾忠則は文章書かせてもウマイ。日々の創作活動の様子、感じ、考えたことを細かく記録されていてスゴい!2017/09/03

チホ

0
#読了。 . 日本の美術家、横尾忠則の自伝。 ボヘミアンズのテキスタイルにしばしば使われてて、横尾さんへはそこから興味がふつふつと。 . 23歳で上京し、イラストレーターとして軌道にのるまでの苦労。三島由紀夫、美輪明宏、寺山修司、高倉健らとの交流。エロの中にある不謹慎というか、ほんのちょっとのグロというか。横尾さんといえば!…という雰囲気の時代。 . 中盤は「空飛ぶ円盤」とか、横尾さん独自の精神世界の話が延々続くので、同じ本を読んでいるのだろうかとちょっと疑わしくなる。笑 …けど、世界を股にかけてウォーホ2016/12/14

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