企業ITに人工知能を生かす AIシステム構築実践ノウハウ

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企業ITに人工知能を生かす AIシステム構築実践ノウハウ

  • ISBN:9784296103010

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内容説明

現在、最も動向が注目されているテクノロジーが「AI(人工知能)」です。AIという単語を目にする機会が急速に増え、AIはビジネスの様々な分野で活用されるようになっています。

 しかし、「AIを使って自社の業務を高度化する」「AIを使った新しいサービスを作り出す」という課題に自ら直面したとしたらどうでしょうか。ためらわずに、すぐに実践に移せるITエンジニアは、まだ少数なのではないでしょうか。

 本書は、「AIをこれから活用しよう」というITエンジニアやマネジャーに向けて、AIを活用した業務の高度化や、AIを組み込んだシステムの構築などを実践するために、AIについて知っておきたい基本的な知識や、AI活用のノウハウを解説します。AIは特別なものではなく、ITによる業務改革を支えるパーツの1つです。そのため、従来のシステム構築の枠組みをベースに、AIの業務活用を考えることが重要です。

 第1章では、エンジニアなら必ず知っておきたいAIの基本を解説します。AIとは何か、AIで何ができるのかに始まって、AIで利用されるアルゴリズムやその活用のポイントについても、図解をふんだんに使って分かりやすく説明します。

 第2章では、AIを使ったシステムの構築を、ウォーターフォール型の開発プロセスに当てはめて説明します。従来の開発プロセスと何が同じで何が違うのか、異なる部分をどのように進めていけばよいのかを、経験豊富な筆者陣が詳しく解説します。

 実際にAIシステムの構築・運用プロジェクトに携わるエンジニアはもちろん、今後さらに存在感を増すAIについて将来に備えて勉強しておきたいというエンジニアにも必携の一冊です。

目次

第1章 AIの基本
 1-1 AIとは何か
 1-2 モデル作成の基本
 1-3 アルゴリズムの概要と使い分け
 1-4 代表的なアルゴリズム
 1-5 非構造化データを扱うアルゴリズム
 1-6 AI導入プロジェクトのプロセス

第2章 AIシステムの構築法
 2-1 要件定義
 2-2 PoC
 2-3 設計
 2-4 実装・テスト
 2-5 運用
 2-6 プロジェクトの立ち上げ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

35
AIシステムの基本的な構造は、現象をデータとして「知覚」し、そのデータからAIによって「予測・判断」し、何らかのアクションを「実行」するという流れと整理できる。機能要件の定義では、AIの基本構造を踏まえ、知覚機能、予測・判断機能、実行機能の3つに分けて検討するのが基本となる。 AIシステムにおける実装対象はモデルだけではない。モデルを運用するためのシステム全体が対象なので、まず重要な作業となるのが、モデルとモデルを成立させるために付随する処理を分離することだ。2020/05/12

Great Eagle

7
AIを構築するって何だろうと読んでみました。ロジックの組み方が、いろいろあってアルゴリズムだそうです。そのタイプがまたいろいろあって、そいつらの検証などを行う必要があるしPoCをやらないとだそうです。うん、言われれば少しは分かりますが、でもブラックボックスは解消しないとですよね。そこを教えてほしいです。2019/09/07

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