マハーバーラタ(中)

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マハーバーラタ(中)

  • ISBN:9784476180107

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内容説明

世界最大の叙事詩が、平易に語り直され、古代インドより甦る。追放後、約束の13年が過ぎてパーンドゥ家の兄弟が帰国してみると、父の遺産の領土は奪われていた。パーンドゥ家とクル家は、ついにクルクシェートラの会戦に突入。

目次

第32章 実りなき苦行、ヤヴァクリータの物語
第33章 ヤヴァクリータの最後
第34章 知識だけでは不充分
第35章 アシュターヴァクラ
第36章 ビーマとハヌマーン
第37章 私は鶴ではない
第38章 留めどなき悪
第39章 面目を失ったドゥルヨーダナ
第40章 聖クリシュナの空腹
第41章 魔法の池
第42章 召使の仕事と心得
第43章 護られた貞操
第44章 マッツャ国の防御
第45章 ウッタラ王子
第46章 誓約期間の終了
第47章 ヴィラータの妄想
第48章 協議
第49章 アルジュナの御者
第50章 甥の敵方になったシャリヤ
第51章 ヴリトラ
第52章 ナフシャ
第53章 サンジャヤの使い
第54章 針の先ほどの土地も
第55章 クリシュナの使命
第56章 愛着と義務
第57章 パーンドゥ軍の大元帥
第58章 クル軍の大元帥
第59章 バララーマ
第60章 ルクミニー
第61章 非協力の立場
第62章 クリシュナの教え
第63章 祝福を求めるユディシュティラ
第64章 第一日目の戦い
第65章 第二日目
第66章 第三日目の戦闘
第67章 第四日目
第68章 第五日目
第69章 第六日目

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまっち。

4
所どころさしはさまれる、教訓の現代における解説も面白い。とうとうクル軍とパーンドゥ軍の戦争が始まってしまうが、戦争行為は日の出から日没後までといった協定、個々がこの人物は殺さない、といった決まり事の中で行われているのは素晴らしいが、しかし規模、犠牲者の半端なさときたら。まあ、神話ですから大仰です。2017/10/30

Yoshi

1
この間でクルクシェートラ戦争、クル軍とバーンドゥ軍の戦争が始まる。 その前に聖者や神々の失敗話や、ダルマ(正方)に則った戦いの方など、生き方、倫理的な示唆に富んでいて読んでいてインド哲学の原型なのだな、と。 バカバットギーターの話が途中あったが、本来ここの間に挟まれるのだろうか? 下に続く、、2023/03/29

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