図解 葉隠―勤め人としての心意気

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図解 葉隠―勤め人としての心意気

  • 著者名:齋藤孝【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ウェッジ(2019/05発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863101739

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内容説明

■大好評、齋藤先生の図解シリーズ第4弾!
これまで『葉隠』について語られるときは、「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」という言葉が代表として取り上げられていました。しかし実際に読み込んでいくと、「自分に与えられた仕事をいかにまっとうするか」や「人づきあいの大切さ」などが非常に細やかに描かれています。現代社会とも通じる部分が多く、私たちの生活に引きつけやすい。同時に、『葉隠』に貫かれた精神文化には、学ぶべきところがたくさんあります。
今回も図を使い、一目でその本質がわかるようにしています。『葉隠』の意外な面白さがわかる1冊です。

<目次>
はじめに──武士道に、勤め人としての心意気を学ぶ
第一章 心地よく生きる術
第二章 大人としてのたしなみ
第三章 勝つための仕事術
第四章 リーダーの条件
第五章 人づきあいの極意
おわりに──五パーセントの武士道精神が、人を強くする

[著者プロフィール]
齋藤孝(さいとう・たかし)
明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『まねる力』(朝日新書)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『新しい学力』(岩波新書)等、著書多数。

※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 葉隠―勤め人としての心意気』(2017年1月31日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

24
死を覚悟しながら暮らしていた武士の心構えが説かれていますが、人との付き合い方、一つひとつの言葉の重さなど、現代に通じる重要な論点が網羅されており、自分の言動を見直すよいきっかけになりました。2024/06/08

shimashimaon

9
三島由紀夫が心酔したということで、とっつき難い印象がありましたが、とても気楽に読めました。著者の選択の仕方、エピソードの紹介の仕方によるものなのかも知れません。武士でなくても、『君の膵臓を食べたい』みたいに誰でも死ぬかもしれない。切腹しろと言われてもできないけど、「死ぬ覚悟」のような悲壮感を身に纏って生きることを説いたものではないとわかりました。「武士は當座の一言が大事なり。一言が心の花なり。」が好きです。2022/08/06

みっちぃ

7
「武士道といふは 死ぬことと見つけたり」という言葉は、以前から知っていて、葉隠も読んでみたいと思いつつ早数十年(笑)やっと読みました。解説付きだけど。 齋藤先生の解説わかりやすい。 無理かもしれないけどやってみる。忙しいと口にせずゆったり構える。数息観。日々自分を見つめる時間を作る。抱え込まず共有する。細かい所まで知った上で人に任せる。同じ事を伝えるにも何を主文にするか。などなど。人生で役に立つ処世術。2021/08/14

Shohei I

7
『武士道といふは、死ぬ事と見付けたり』 江戸時代の藩士が、武士としての心得について綴った「葉隠」を現代語で訳した一冊。 冒頭の一文が有名ですが、常に「死」というものが身近にあった武士の世の中。その時代に、彼らはどういう心がけで日々の勤めを行っていたのか。本書の最後で、「武士の精神というのは個人的なものではなく、武士たちに共通した文化」とあります。武士たちを支えていたその文化は、現代の人たちの精神も支えてくれるのではないでしょうか。2017/10/25

けん

6
3.02023/12/17

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