集英社みらい文庫 猛獣学園！ アニマルパニック 最強の巨獣ヒグマから学校を守れ！

著者名：緑川聖司【著】/畑優以【イラストレーター】

集英社（2019/05発売）

• ISBN：9784083214950

内容説明

体長２メートルをこえる巨大なヒグマが学校に侵入!!　小６の大地はとり残された弟の蓮を助けだそうとクマやイノシシの暴れる危険な校内に救出に乗りだした!!　「いきものがかり」の翔太、光、さくら、幼なじみの陽菜と力を合わせて乗りこむが…!?　アニパニシリーズ第２弾！　巨獣から下級生たちを守れるか……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トロピカル]

早く子グマを離しなさいって(−_−＃)前回も学校が舞台でしたが、今回も学校が舞台。木村先生は出てきませんが、その代わりハジメっていう新キャラが出てきます。でタイトル通りヒグマが襲ってくるのですが、流石にヒグマはないんじゃないかと。大地くんが話せば分かり合えるみたいな考え方で甘い。ヒグマは分かり合えるとかそういうレベルの動物じゃないし、児童書とはいえどうなんだろ。しかも舞台が同じ、ハジメも予想通りの行動、今だに木村先生の目的不明。ラストサバイバルと絶望シリーズの二番煎じが拭えない。続きは読むべきか否か…

2019/08/16

[絵具巻]

文京区立根津図書館で借りました。

2019/08/16

[蜂賀三月]

児童書でありながら難しい問題に切り込んでいる。シリーズ1のvsライオンでは敵対する相手と仲間がわかりやすかったが、vsヒグマではハジメというキャラクターが登場することで、人間と動物の優先順位・取捨選択について考えさせられる場面が多々ある。現在では実在する事故なども想起させられるし、複雑な受け取り方をする読者は多くなるだろう。しかし、パニックホラーとしての楽しさを盛り込みながら、この問題について考える機会を提供する今作には大きな意義があると私は思う。

2024/04/07

[ＡＫＩＲＡ]

まなびライブラリー（１０月分）

2021/10/31