角川文庫<br> 天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記

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角川文庫
天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記

  • 著者名:朝田小夏【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2019/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041079515

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内容説明

新米巫女の貞彩蓮(ていさいれん)は、
景国の祭祀を司る貞家の一人娘なのに
霊力は未熟で、宮廷の華やかな儀式には参加させてもらえず、
言いつけられるのは街で起きた霊的な事件の調査ばかり。
その日も護衛の皇甫珪(こうほけい)と宦官殺人事件を調べていると、
美貌の第三公子・騎遼と出会う。
なぜか騎遼に気に入られた彩蓮は、
宮廷の後継者争いに巻き込まれていき……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

99
中華ファンタジー数あれど、なんとなくこれを選んでみた。巫女×王宮×ラブと帯にあるので、そこから予想した内容とはちょっと違った中身。王宮は出てくるものの、お話のメインの舞台じゃないし。ヒロインの貞彩蓮が街で起きた霊的な事件を巫女として追うお話。霊力は未熟なので頼りないが、そこは武官の皇甫珪がフォロー。軽く活劇的な面白さがある。ラブの方はいかにもなイケメンが出てくるけど、別のキャラと進行。キャラ文芸らしく、ラノベ感覚で軽く読めた。各章ごとに一旦、話が終わるので連作長編といった感じ。そのへんの仕様も読みやすい。2020/07/22

あっか

63
何か楽しさを予感させるタイトル、大好物の中華風ファンタジー、角川文庫キャラクター小説大賞優秀賞受賞作との金ピカの帯に惹かれて!ファンタジーあり、ラブあり、展開などはライトノベルっぽさがありつつも、しっかりした世界観と文体にフランクさ、カジュアルさがなく良い読み心地でした。うん、好き!そっちかー、というのは少し意外で、もっとあっち側にがんばって欲しかった感はある。笑 大事な場面が1行で終わって、もっと5行くらいかけてくれたら余韻を楽しめるのにーと思う箇所がいくつかありつつも、好きです!続編が出たら読みたい。2019/06/05

はつばあば

40
今日は「暁帝国後宮騒動記」の再読から「彩蓮景国記」と中華系を堪能中。国の祭祀を司る貞家の一人娘貞彩蓮と護衛の皇甫珪の恋物語に皇子がなにかとちょっかいを。そりゃねぇ30の男と10代のお嬢様恋愛モノにちょっかいもかけたくなります・・。あと2巻続きがあるんですが安楽病棟に帰るべきか・・ほわ~んと頭を緩めて寝るべきか・・2024/05/17

よっち

35
景国の祭祀を司る貞家の一人娘なのに、宮廷の華やかな儀式には参加させてもらえない貞彩蓮が、護衛の皇甫珪と宦官殺人事件を調べるうちに第三公子・騎遼と出会い、宮廷内の争いに巻き込まれてゆく中華風ファンタジー。野心家の騎遼と出会い興味を持たれ、蠱毒や息壌を用いた巫覡を阻止するために関わってゆく彩蓮と皇甫珪。護衛として凸凹コンビを組む三十路男・皇甫珪に加えて、騎遼もまた彩蓮に興味津々で、彩蓮自身がどうありたいのかを問われる展開でしたが、座して待つのではなく自ら立ち向かう彩蓮の決断はなかなか悪くなかったと思いました。2019/06/02

坂城 弥生

32
彩蓮、そんなに未熟な感じが無かった。充分強そうに見えたけどなぁ。2023/02/07

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