ウィングス・ノヴェル<br> 椅子職人ヴィクトール&杏の怪奇録(1)欺けるダンテスカの恋

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ウィングス・ノヴェル
椅子職人ヴィクトール&杏の怪奇録(1)欺けるダンテスカの恋

  • 著者名:糸森環【著】/冬臣【イラスト】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 新書館(2019/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784403542121

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内容説明

霊感体質の女子高生・杏は呼ばれるように入ったアンティーク椅子工房「TSUKURA」で霊を祓い、請われてバイトを始めることになった。たまのアレさえ出なければ良い職場で、極悪人顔揃いの職人たちはみんな心優しく親切だ。そして店のオーナーの、死にたがりで人類嫌いで変人美貌のヴィクトールに、杏は不意にときめいたりもしている。そんな時、杏がある椅子に座ってから店にはポルターガイストが頻発するようになり……? 椅子談義も楽しい、ふんわりオカルト&ほんのりラブ開幕!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっしー

20
前々から図書館で見かけて気になっていた物をやっと読むことに。表紙絵のイケメンぶりに騙されましたが、中身はかなり問題ありなヴィクトールでした。椅子に対してここまでの情熱を燃やせるのも凄いですが、人間嫌いが半端なくて(笑 職人さん達も個性豊かで面白いので、続編も早めに読もうと思います。2021/10/22

mariann

11
作者さんでチョイス。前情報なしで読んだので、オカルトだった事に軽く驚いた。それも幽霊の悪意が黒い… 特に最後の猫と思わせた霊。あの話はフラグだったのか!上手いなぁ…と唸った。 ヴィクトール。彼もいいキャラですねぇ。猫脚大好きな私は椅子のうんちく楽しかった。変人だけど素直?幼い?ので気持ちをストレートに高田杏ちゃんに向けてください。続巻も楽しみに読みます。そして中途半端に終わっているsea&seaと階段坂の完結、ぜひお願いします!2020/12/01

alleine05

8
椅子ネタ+オカルト事件簿もの。昨日読んだ『かくりよ神獣紀』と同じ作者さんだけど、こちらは現代日本が舞台だからか、こちらの方がなじみやすかった。『かくりよ神獣紀』でもホラーテイストを感じたけど、こっちのシリーズと並行して書いているからだったのかね。もともとホラー畑出身とかそういうわけではなさそうだけど。しかしオカルトものかと思っていたら途中から人間同士のドロドロした事情もからんできたのが少々つらかったな。ヴィクトールの人類嫌いもわかる気がする。2020/05/10

Nova

8
さらーっと読めました。軽めのホラー?なのでホラー初心者の私には良かったです!糸森さんの作品はいくつか読んでいますが断然読みやすい部類の現代風ノベルでした。某有名文庫の主人公を彷彿とさせられる美形なヴィクトールですが、人嫌い椅子愛溢れる変人設定が面白かったです。続きも是非読みたいです。2019/08/06

RINGOoisiiiiiii

8
面白かったー!霊感もちのヒロイン杏はひょんなことで椅子の販売と制作をしている柘倉でアルバイトをすることになるが、オーナーは人類嫌いで椅子ラブの変人だし霊障は頻発するしで…。1つの椅子を巡りおきるオカルトミステリー。見えるからこそのミスリードでやられたなぁとラストで納得した。言われてみれば確かにという伏線が。ヒーローが想像以上に捻くれて面倒くさいがそこが良い!早く読みたい。後、ふんわりは詐欺だと思いまーす!ほどほどにホラーしてます。ふんわりに騙されてラストはすっきり感を求めないように!2019/06/01

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