角川新書<br> ゲームの企画書(3) 「ゲームする」という行為の本質

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角川新書
ゲームの企画書(3) 「ゲームする」という行為の本質

  • ISBN:9784040822785

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内容説明

ゲームを作る人々の証言や活動の記録を残していきたい。それもできるだけ、躍動感あるクリエイターたちの奮戦の物語として、多くの読者に読まれるものとして──。

「ゲームの企画書」は、そんな想いから始まった連載シリーズ。第3弾では、栄枯盛衰の激しいゲーム業界で活躍し続けるトップランナーたちと、エンタメの本質に迫る。

第1章 『ワニワニパニック』から会長までのぼりつめた男  石川祝男×相木伸一郎×小山順一朗
第2章 『パワプロ』『みんゴル』スポーツゲームの本質  谷渕弘×豊原浩司×小林康秀×村守将志
第3章 日本ファルコム たった50人の人気ゲーム会社  加藤正幸×近藤季洋×佐藤辰男

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

29
ヒットゲームクリエイターのインタビューを収録した書籍の第3弾。今回はワニワニパニックの石川祝男さん、 「パワプロ」「みんゴル」のスポーツゲームクリエイター対談、日本ファルコムの社長・会長インタビューの3本。中でも、映画「君の名は」の新海誠監督など多くのクリエイターを輩出しており、なかなか内部の情報が表に出てこない日本ファルコムの話が面白かった、なぜ常時50人の規模でクオリティの高いゲームを次々とリリースできるのかの「謎」の一端を知ることができて満足。2019/05/11

hnzwd

21
第三巻。やはりパワプロが。。パワプロ、みんゴルの製作者達が、スポーツゲームでは無くアクションゲームを作っているつもり、ってのはデフォルメが好まれがちな日本のゲーム界っぽい。2019/11/26

kubottar

14
日本ファルコム世代なので特に楽しめた。あの新海誠監督も日本ファルコム新卒時代、Photo Shopのコピー・アンド・ペーストしか出来なかったという話は驚いた。2019/06/17

緋莢

13
「ワニワニパニック」を開発、後にバンダイナムコホールディングス代表取締役会長となる石川祝男、人気スポーツゲームの二大巨頭「実況パワフルプロ野球」、「みんなのGOLF」両チーム、50人ほどの少人数ながら長い期間にわたり高いクオリティのゲームを開発し続ける日本ファルコムの創設者・加藤正幸と代表取締役社長・近藤季洋の話が取り上げられています。石川祝男の話の中では、昔、自社のゲームがコピー業者に複製されていて、その証拠を掴むために社員総出で対処(続く2019/11/11

コリエル

6
パワプロやみんゴルの裏話面白いな。トルネコ不思議のダンジョンからの影響とか言われないとわからんわ。ファルコムが非常にコンパクトな会社でコスト管理がしっかりしていて、赤字を生むような冒険をしないことがわかり、そこが良し悪し両方出てくる理由なんだなとわかったりも。もっと読みたかったのに書籍としてはここまでらしいのが残念。2020/02/26

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