角川新書<br> ゲームの企画書(2) 小説にも映画にも不可能な体験

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角川新書
ゲームの企画書(2) 小説にも映画にも不可能な体験

  • ISBN:9784040822778

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内容説明

ゲームを作る人々の証言や活動の記録を残していきたい。それもできるだけ、躍動感あるクリエイターたちの奮戦の物語として、多くの読者に読まれるものとして──。

「ゲームの企画書」は、そんな想いから始まった連載シリーズ。第2弾では、コンピュータ文化黎明期のアルゴリズムから現代のVRに至るまで、新技術を取り入れながら、小説とも映画とも異なる新しい体験を企画してきたゲームに迫る。

第1章 『バーチャファイター』とゲームの操作性  鈴木裕×原田勝弘
第2章 『ダビスタ』の予想もつかないアルゴリズム  薗部博之×田谷正夫×一之瀬剛×森本茂樹
第3章 VRで感覚を統合する『Rez』  水口哲也×清水亮

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

36
有名ゲームクリエイターのインタビューを収録した書籍の第二弾。今回もバーチャファイター・鉄拳の鈴木裕さん・原田勝弘さん、ダビスタの薗部博之さん、Rezの水口哲也さんと、かなり豪華なラインナップ(若干セガ多め)。鈴木さんが自分で作っているゲーム以外のゲームをほとんどプレイしないというのは衝撃を受けた。個人的にはVRが流行するかなり前からVRに造詣のあった水口さんのインタビューに興味深々、未来のVRの展開を語る話になり、その中で映画・音楽の話からアート哲学の話まで幅広く語られていたのが最高に面白かった。2019/04/25

hnzwd

21
一巻よりは少し時代が下った第二巻。バーチャ、ダビスタは完全に世代ですし、、VRへと繋がる開発シーンを持ってくるのもまた。。ダビスタの、いかにパラメータを減らして馬としての特徴を見せるのか、ってアプローチは面白かったです。2019/11/26

りー

20
すごいなー!これはもう哲学の世界だなー!人間がどうすると音を音楽と感じるのかとか、自分の体というモノを通して世界に参加している感覚を得ているとか、ゲームを通じてわかることの奥が深すぎるぜ!1に続いて続編の2読んだけどもどちらも面白い!1の方が30代目線で身近なゲームが多くてとっつきやすかったけど深さでは2の方が上に感じた。とにかく面白い!2020/06/04

緋莢

12
「バーチャファイター」の鈴木裕と、彼をリスペクトする「鉄拳」の原田勝弘の対談、「ダービースタリオン」の園部博之にゲームフリーク「ソリティ馬」を開発した田谷正夫、一之瀬剛、園部ファンという森本茂樹の座談会、VRコンテンツ「Rez Infinite」の水口哲也と、彼を昔から知る清水亮の話が収録されています。「バーチャファイター」は、テストプレイヤーとしてセガに掃除に来ていたおばちゃん、事務方の人、見学に来ていた子供など、格ゲー好きや得意な人は呼ばず(続く2019/11/11

kubottar

12
バーチャファイターの生みの親、鈴Qさんの話が面白かった。シェンムー3ももうすぐ発売しますが楽しみ2019/06/17

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