マンガワンコミックス 亜獣譚（６）

著者名：江野スミ【著】

小学館（2019/05発売）

• ISBN：9784091292148

内容説明

この刃が貫くのは害獣だけではない

人が異形の獣と化す病、害獣病が蔓延する世界。


様々な想いを断ち切り、エドゥルから帰還したアキミア。
その一方で恋人のソウは、ノピン大統領の専属看護師に任命された。そしてソウが出会ったのは、アキミアのかつての級友、ユメカミ。


ユメカミの脳裏に蘇る、絶望と共に生きた己の過去と、唯一の光であったアキミアの姿。


二人の出会いは、「もうひとつの仕事」をアキミアが担うことになった重要なきっかけでもあった――


物語の広がりと深さがさらに増す、待望の最新第6巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かながわ]

ユメカミ巻。丁寧な心象に入り込んでるからソウさんが乱暴者に思えちゃう。でもそれが救ったりするのだけど。世界は10センチ論に真逆の宮沢賢治を想うけど、感覚マッチしてしまうのは前者。

2020/10/04

[さとさとし]

作者の描きたいものが次々と変わっていき、2巻前がかなり昔の出来事のよう。 テンポが早く、内容が濃くてよい。 大統領の正義と憎悪の考察が好き。

2020/07/05

[kenitirokikuti]

第６巻も残虐シーンがいっぱいです。サブエピソードのロリコンオークション摘発（というか殺傷処分）もよかったです。

2019/05/28

[えお]

新しい職場でも聖母&強くて適当な無邪気さを発揮しまくるソウさん可愛い。 「嫌いだから相手を攻撃すること」を「正義のために相手を攻撃すること」と言い換えるのは「自分は悪霊に取り憑かれた」と言ってるのと同じ責任転嫁だ。 大統領、やばいのに正論言うからやばいんだよな…

2025/06/15

[うめくらげ]

あー、落ち込むー、すきー。

2019/06/21