講談社文庫<br> 竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末 上 万里波濤編

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講談社文庫
竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末 上 万里波濤編

  • 著者名:上田秀人【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 講談社(2019/05発売)
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  • ISBN:9784065136010

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内容説明

仙台藩下級藩士の婿養子だった玉虫左太夫は、学問を究めるため江戸に出奔した。昌平坂学問所の林復斎に認められ、仙台藩江戸藩邸の儒学者・大槻磐渓に邂逅する。世は、黒船騒動から安政の大獄の時代。蘭学を学ぼうとした左太夫は、日米修好通商条約のために渡米する外国奉行・新見豊前守の従者となる機会をつかむ。安政七年、咸臨丸の勝海舟を追うように、左太夫の乗った船は品川沖を旅立った。左太夫にアメリカはどう映ったのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はかり

14
仙台藩の玉虫左太夫が主人公。浅学にしてこの人は知らなかった。仙台を脱藩した玉虫は学問を積むため江戸に出る。やがて勉学が認められ、米国の視察団に加わる。米国で見分を広めた玉虫を待ち受けたのは、数多くの人物達。2021/08/28

mam’selle

11
万延元年にポーパタン号で渡米した幕府使節団に同行した仙台の下級武士のストーリー。どこまでか史実か分かりませんが、上田秀人さんらしいエンタテインメント溢れる豪華な共演陣が素晴らしい!2019/05/26

てぃと

3
主人公は仙台藩の玉虫佐太夫(この人物のことは、恥ずかしながらこの小説を読むまでには全く存じ上げなかった…)。欧米植民地への渡航経験によって衝撃を受けて、生ぬるい古い考え方が国防の危機感とともに現実的なものに変わっていく様に共感できてしまいました。勝海舟、坂本龍馬、松平春嶽等の幕末豪華キャストも登場して、この後の展開が大いに気になります。下巻へ。2022/05/22

kamakatsu

3
幕末における東北の藩の話といえば、どうしても会津の松平を連想する。この作品は、奥羽越列藩同盟の生まれたきっかけを上巻で書いている。史実という、答えを知って読んでいるが、当事者はいかなるものだったか想像を絶する。2019/11/21

コニタン

3
上田秀人の歴史小説は物語の進みが早く、取扱説明書が少ないので、退屈せず上巻を読み終えました。下巻に入ります。2019/08/08

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