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内容説明
不祥事が多発する中、会社の「品格」が問われている。法令遵守や企業統治を掲げてルール整備する企業も多いが、会社とは、まず「社員」である。会社のことを一番よく知っている社員が、自らの目線で企業体質を見抜くべきなのだ。本書では、「組織」「上司」「仕事」「処遇」という、社員の4つの視点から、会社を評価する。社員を大事にしない会社は必ず滅ぶ。あなたの会社はどうだ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
31
私は会社という組織に所属したことがないので、実感として受け止めることはできなかった。けれど、時代が変わり、社員が自分の仕事に「意味」を求めるようになった、モチベーションのありかも変化した、というのはわかる気がした。これからは組織というより個人個人を大事にしていかないと、良い会社とは言えなくなるのだろう。2015/04/04
Humbaba
7
終身雇用というのは,会社と社員が互いに不満を持っても我慢することで成り立っていた.それはそれで一つの解だが,現在その制度は崩れようとしている.その後生まれるのは,互いに選択をしあうという制度である.これは,気に入らないというのならば相手の代わりに別の相手を見つける事につながる.そのようないつでも離れられる状況下で,ずっと同じ会社で働ければそれは最も幸せな人生と言えるだろう.2011/04/19
所沢
6
会社にとって売上はマーケットの共感やうなずきの総量で、会社と社員の理想な関係は、お互いの共感が高まり、お互いの努力で長時間寄り添えることである。ということが印象に残った。2016/04/01
たいそ
5
「会社の品格」を組織、上司、仕事、処遇の4つの社員視点から検証する。 「有限責任、無限責任」の話が参考になった。「本来」「そもそも」の話が多い。 「会社の品格を左右する問題の根源は仕事に対する納得感のなさにある」2012/12/05
学楽生喜(がくらくせいき)
4
・今の会社にいても、転職しても、「自分株式会社」「アイカンパニー」の視点を持って、ポータブルスキルを身につけていかなければならないことをあらためて実感した。2013/03/07