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内容説明
国内外で大絶賛された『神様がうそをつく。』の尾崎かおり最新作!閉塞した田舎町に生きる高2の男女4人組…継(つぐ)、空、優心、朝里。4人は、小学校の頃タイムカプセルを埋めた親友同士。だがその絆には、いつしかヒビが入っていた…。どこにも行けない、何者にもなれない。はがゆくて痛い青春の日々は、どこへ向かうのか。4人それぞれの再生と明日を描き切る最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
17
☆ 幼馴染四人を描く物語も完結。大人になるにつれて、それぞれの関係は変わっていく。ずっと一緒ではいられない。そんな移り変わっていく青春を描いています。作中の台詞「友だちが友だちにできるのは、それでも友だちでいることだけだ。」が心に響きます。そして、巻末の短編「ラブレター」が素晴らしい。天国にいる魂が誰の子供として生まれるかを選ぶ。しかし、その魂が選んだ母親は17歳の少女だった。その子供は不幸になってしまうのだが…。胸をえぐる、それでいて感動させられる物語。途中から号泣してしまいました。読んでよかった。2019/05/06
陸抗
15
最終巻。朝里も東京に飛び出すかと思ったけど、地元で踏ん張ったか。自分を取り巻く環境も、大人の事情も、自分だけの力じゃ変えられない。それでも、逃げ出すことで見えることもある。ここにたどり着くまで苦しかったけど、ラストまで追いかけられて良かった。短編のラブレターは、強烈すぎた。2019/05/01
うさぎや
6
完結。読み切りの「ラブレター」も含め、相変わらず刺さる刺さる。このぐっさぐさにされる感じがとても好き。2019/05/12
チューリップ
5
綺麗に完結していて良かった。現実だったらここまで関係性が戻らないだろうからこそ夢があって好きだった。仲が良かったからこそ許せない部分も許したい部分もあるんだろうな。そういう感情を受け入れてみんなが前に進んで行こうとしているし応援したくなる。読み切りのラブレター、かなりデリケートな題材なんだけど子供がずっと母親を見守って折れそうな時に支えてあげる愛情が切なくもあるけど良かった。魂状態?の子供が可愛い。2022/11/19
とにざぶろう
5
終わってしまった。何故だ。最後駆け足になってしまったが面白かったぞ。そして読み切り『ラブレター』がより良かった。この短さでこれほどのしんどさと美しさを生み出せるのは凄い。2019/04/23
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