内容説明
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作家、読書人など多くの人から愛される
希代の名著『人間臨終図巻』がまさかの漫画化!
戦後日本を代表する大衆小説の大家・山田風太郎が、
著名人(英雄、武将、政治家、作家、芸術家など)、
923人の死に様を切り取った『人間臨終図巻』。
本書ではその中から、紀元前~昭和まで、
出生順に120人を厳選して漫画化した。
歴史上の人物の意外な死に方に、
あなたは何を思うか?
【主な収録人物】
◎ピタゴラス
豆を踏めなくて市民に殺された
◎アレキサンダー大王
「何だかつまらない遺言」の内容とは
◎平清盛
平家物語に書かれた死に際が劇的すぎる
◎一休
七十代後半でも夜はお盛んだった
◎徳川家康
鯛の天ぷらを食べすぎて食あたり
◎勝海舟
最後の言葉の中の最大傑作「コレデオシマイ」
◎夏目漱石
「早くここへ水をぶっかけてくれ。死ぬと困るから」
◎小津安二郎
「何かいってないとたまらないんだ。ナンマイダ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
58
NetGalleyにて読了。山田風太郎「人間臨終図巻」の漫画化ということで読んでみた。山田風太郎作品は、多くの人物をその臨終年齢順に、並べることで、人間の生死を見つめる凄い本だった。この本は、一人一ページずつで歴史順に語っていく。漫画という割には文章が多く、読むのに時間がかかったし、生死を見つめるというより、歴史的な説明に追われている人物も多い。作者のその人物への思いが出来不出来を分けているように思う。もう少し漫画ならではのアプローチが欲しかったところだ。山田風太郎作品の凄さをあらためて感じた。2019/05/06
りらこ
21
1人につき1ページ。かなりの人数の原本からの抜粋とともに、ツッコミ。面白い。人に死は必ず訪れるもの。どんな最期だったか。でもこの本はどんな最期だったかばかりより、山田風太郎氏の言葉の根拠を示している場合が多いかな。色々な人の情報カードみたい。知らなかった小ネタみたいなのもあって、面白い。2019/05/04
どあら
19
図書館で借りて読了。2022/09/13
猫丸
15
僕が読んだ4分冊の原作を出した徳間書店からの漫画版。原作の方は、読み進むにつれて不思議な気分になったのをおぼえている。当たり前のように(事実当たり前なんだろうが)襲いかかる死の理不尽さに目が眩む。迷亭が首懸の松に出くわした時みたいな気分になるのだ。漫画化された本作はまるで学習教材的な感じになっている。著者が調べて補った部分も多く、かなりまじめに描かれた印象。もうすこしふざけて茶化してもいいと思いますが。いろいろ差し障りがあるのかな?2019/04/27
Eri
9
有名な人も、結構どのようにして亡くなったのか知らないことが多いなぁとあらためて感じた。 少しだけでてくる人物紹介でも、もっとこの人物を知りたいと思ったり、本を読んでみたいと思ったりした。2022/07/03
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