内容説明
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作家、読書人など多くの人から愛される
希代の名著『人間臨終図巻』の漫画版!
待望の第二弾は、文豪編!
戦後日本を代表する大衆小説の大家・山田風太郎が、
著名人(英雄、武将、政治家、作家、芸術家など)、
923人の「最期」を切り取った『人間臨終図巻』。
本書ではその中から、近代以降の日本の文豪、
125人を厳選して漫画化した。
◎志賀直哉は骨壺を盗まれた?
◎永井荷風の「残念」な葬儀の内容とは?
◎久保田万太郎がのどに詰まらせた意外なものは?
文学史に名を残すあの作家の死に方に、
あなたは何を思うか?
~・~・~・~・~・~・~・~・
【文豪が残した今際のことば】
国木田独歩
「僕は今死にたくない」
島木赤彦
「これで解散だ」
永井荷風
「余死する時葬式無用なり」
中山義秀
「広い世界がひらけたようだ」
平林たい子
「私にはやるべき仕事がまだ残っているんです」
石川達三
「寒い冬だ。春が待ち遠しい」
寺山修司
「私の墓は、私のことばであれば十分」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猪子
6
追読 人間臨終図巻の2巻目は文豪編。やはり死因として多いのは癌。明らかに女性の文豪が少ないのも時代か。2023/12/13
こまいぬ
2
文豪編読むと読みたい本が増える。特に昭和に活躍した文豪って、近年突然注目を浴びる人がいるけれど多くは本屋さんで手に入らなくなってたりするので、図書館か青空文庫を探してみよう。長寿、夭折色々いらっしゃるけれど。死に方について話すのはまぁ生き残った家族や友人、偶然看取ることになった人なのが象徴的というか。書いたものをどう受けとるかも読む人によるよねーと。特に戦争と戦後の時代に翻弄された人については思う。2021/06/10
むらて
1
『新刊見落としていたサメマチオ強化週間』中。まとめての感想は芸術家編に。文豪編として明治以降に活躍した相対的に似通った年代の人々が並ぶだけに、生年順に並べられた面白さが一巻以上に表れているなと。夭折の人と長命な人の差と云うのがね。中原中也とか太宰治とか。あと志賀直哉の骨壺のエピソードがなんと云うかまぁ… ねぇ?2024/03/24
チタカアオイ
0
【図書館】2021/07/15