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内容説明
アフリカ生まれの少年が日本で育ったら、一体何が起きるの? どんな人生を送ることになるの? その「結果」を笑いに包んでマンガでお届け。
カメルーンで生まれ、両親の結婚に伴って4歳直前に日本・姫路にやって来た少年・星野ルネ。明るく、前向きな母・エラさんと、知的で冷静な父・星野さんのもと育った日々、もう一つの故郷カメルーンの思い出、「外国人」の見た目から生じる驚きのエピソードなどをマンガで綴った一冊です。
大好評の前作に続く今回のテーマは、「ファミリー」。星野家からご近所さん、カメルーンの親戚から、日本の地で出会った友人まで。地球サイズで「家族関係」を考えます。
第一弾発売後に多く寄せられたご要望にお応えし、今回はフルカラー、総ルビ(すべての漢字に読み仮名あり)!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
36
1巻が面白かったのでこちらも。このシリーズが人気なのは、単なる「あるある」体験や「知られざるカメルーンのびっくり習慣」を面白おかしく紹介するだけではなく(もちろんそこも魅力なのだけど)、体験や事象を多方向から分析しているからだろう。こうした側面もあれば、こうした側面もあるというクリティカルな思考や態度には好感が持てるし、しかも著者が人を見る目は温かい。著者は、そのような明るさ、ポジティブさは、周囲の人々に恵まれたことと、関西の笑いの文化のおかげと考えていて、そういうところもまたいい感じ。2020/03/20
たまきら
33
二作目は著者だけでなくご家族のエピソードがたくさん紹介されていて笑ったりしんみりしたり。ファンデの話は、アフリカ系の子が多いボルティモアで大学生をしていた頃、仲良くしていた人たちが良くこぼしていたのを覚えています。肌の色味が多様すぎて、しっくりくるのが来ない!って。…でもみんなつやつや肌でファンデ不要な気がしたけど。日本人の頭なんかやったことない美容師さんが多くて、自分で着る癖がついたんだよなあ~。別文化に触れるって、大変だけどホント面白い。二巻も満喫しました。2022/08/31
空のかなた
29
四歳で母の再婚相手の日本人と共に、カメルーンから関西姫路に来たルネ君。大抵初対面では「出身国」「来日の経緯」「何語を話すの?」を聞かれるから、逆に何も聞かずに自然と会話が始まると、ルネ君の方が戸惑う下りは興味深かった。日本語もペラペラなのに外見がカメルーン人だから、日本人はやはり初対面で皆が緊張の面持ち。アルバイトに応募して採用される寸前でも、レジに外国人がいたら緊張するでしょ、と不採用に。これもほんの前までそうだったな、と考える。とにかく明るく実体体験を漫画にしてくれた貴重な一冊。2019/12/18
どら母 学校図書館を考える
27
思ったとおり面白い。 毎日小学生新聞で知った作者。小学生新聞の連載が書籍になるには、もっと時間がかかると思うので、とりあえずこっちを読んだ。ルビがあれば、勤務先に入れたいけど、ちょっと残念。 中学校、高校には是非入れて、多文化理解の一助にしてほしい。2021/01/20
小鈴
20
ファミリー編。お母さんの話が多い。半裸の相撲姿に見慣れている日本人ですが、カメルーン人の母親にとって夫でない成人男性の裸や自分の親であっても裸をみることはないから、夕方に裸で力士が取り組むなんて刺激が強すぎるよね。日本の方が裸が見慣れているかもね。お母さんは日本に慣れて相撲が大好きになったようです。 2020/09/12
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