RALLY CARS Vol.23

著者名：三栄書房

三栄書房（2019/03発売）

• ISBN：9784779638527

内容説明

■見どころ：
グループ4後期の傑作マシン、トリノから来たもうひとつの“蠍”

■目次：
Foreword
131が発揮した強さに見るイタリアンチームの妙味
RALLY CARS GALLERY 午睡からの目覚め
駆け抜けた“嵐の季節” フィアット激震の時代に生まれ育った131
大衆車から傑作マシンへ フィアット・アバルト131ラリーのたどった道のり
［PLAYBACK the Rally Scene 1976-1981］ 巨人の見た夢
公ホモロゲ認を味方につけろ！ 131の強さのヒミツ
アバルトのエンジン担当アドリアーノ・フィッソーロの証言 “ランプレディユニット”の真実
年間6万km以上走って最適なコンパウンドを探していた 元ピレリ・ラリー担当責任者が振り返るタイヤ開発
マーティン・ホームズの語り継ぎたい名勝負 その1 1977 New Zealand 薄氷の勝利
“フツーのセダン”を世界王者にした組織力 目標へ一直線
［Interview with Key Person］バルター・ロール
マルク・アレン＆アッティリオ・ベッテガ “ワークス”の名を背負って。
Various Professionals ＆ Specialists “勝てる”クルマだからこそ。
フィアットワークス創世記のクルーが語る開発秘話 最速の“ハコ”誕生
マーティン・ホームズの語り継ぎたい名勝負 その2 1980 Portugal アルガニルの奇跡
イラストで見る、フィアット・アバルト131ラリー全記録。
読者プレゼント
Afterword

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[U-G.Kintoki]

政治とマーケティングで主戦マシンになったけど、それを勝てるマシンに仕上げたアバルトすげえって話。 まあ、エスコートも勝てるマシンだし、丈夫でコンベンショナルなマシンが正解だった時代だな。 あと、アレンがなんか不運というか不憫。