内容説明
来る魔術祭典のため、帝国の代表候補を決定する試験の監督を務めることになったグレン。その実力から、システィーナの代表入りは固いと思われた矢先、幼馴染のエレン=クライトスが現れ、事態は風雲急を告げる……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
女王陛下の尽力により数十年ぶりに開催される魔術祭典。アルザーノ、聖リリィ、クライトスの有力魔術学院から有力生徒たちが代表を目指す中、システィーナが因縁の幼馴染エレンと再会する第十四弾。久しぶりに再会した面々とのほのぼのエピソードに始まって、そこからグレンが容易には抜け出せないループにハマってしまう展開。なかなか解決の糸口が見えない今回は、これまでの激闘を切り抜けてきたことで大きく成長したシスティがグレンの信頼できる相棒として大活躍でしたね。今後に繋がる事実も明らかになって、ここからまた面白くなりそうです。2019/03/20
シン
24
★★★☆☆ 面白かった。 なかなかよくできたループもの。 たださすがにループしすぎじゃねってのと、 (主人公ではなくエレンがね) システィーナの観察力や信頼感がここまでくると少し気持ち悪い。2019/04/09
真白優樹
19
魔術祭典の代表候補を決める大会が始まる中、システィーナが幼馴染のエレンと再会し、黒い思惑が大会を揺らす今巻。―――幾万も続く繰り返しの先、君との答えを見つけ出そう。 グレンとシスティーナが相棒同士として、幾度も繰り返される時間という謎へ挑む今巻。 白猫の真っ直ぐな想いが風となって少女の心を揺らし、グレンの一撃が囲う鳥籠を打ち砕く。正しく彼女の成長が一つの形となる、結実の熱さ光る中に全ての謎と世界が、本当の意味で動き出す、終わりが本格的に始まる巻である。最後に待つ未来はどんな未来か。 次巻も楽しみである。2019/03/21
しぇん
18
学生選抜を作る休憩話、と思っていたら全然違いました。まさかのループ物だったとは…。世界の謎にも接近したし、満足な一巻でした。イヴも出番少ないながら頑張ってましたし。面白さキープされてるとはいえ、全然終わる気配ないので一体全何巻になるんだろ?とも思ってしまったり。2019/04/07
nishiyan
16
久方の平穏が訪れた中、数十年ぶりに開催されることになった魔術祭典の帝国代表をかけてシスティたち帝国魔術学院が聖リリィ、クライトスの両学院と競うことになる本巻。満を持してのシスティ回。誰にも相談できない状況に追い込まれたグレンを阿吽の呼吸で助けるシスティはこれはヒロインというよりバディものの名相棒のような感じがする。システィにセラの面影を重ねていたグレンがシスティとして大切な存在として認識するようになっているところは大きな進展かな。今回、登場した新キャラが今後の展開を大きく動かしそう。次巻が楽しみ。 2019/03/24
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