講談社文庫<br> 孤道

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講談社文庫
孤道

  • 著者名:内田康夫【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 講談社(2019/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065149966

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内容説明

盗まれた牛馬童子の首が、不可解な殺人を招く。「熊野古道」が結ぶ大いなるミステリーに浅見光彦が挑む! 最後の浅見シリーズ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

90
内田さんの絶筆がその後をサポートした人とのコラボレーションで文庫版2冊ということで出版されました。熊野古道がらみの話が続くと思ったのですが、どちらかというと殺された不動産管理会社の主人公の祖父の話が現在まで続いてそれをノートに書き記していたということでそこが中心になっている気がしました。私はむかしの古墳の話など嫌いではないので結構面白さがあると感じますが、好き嫌いが若干別れるかもしれません。2019/03/18

のり

81
浅見光彦シリーズもこれで見納め。熊野古道のシンボル牛馬童子の頭部が持ち去られた。動機は何なのか?この事件を境に大阪で不動産会社の社長が殺害される。時を同じく浅見は熊野へ向かっていた。後輩の新聞記者の「鳥羽」の要請もあり事件の解明に乗り出すが、難題が山積み。時代を遡り、歴史的背景も浮かんでくる。浅見同様にノートを読み進めるのが楽しかった。内田先生に最後まで書ききって欲しかった。先生が一番そうしたかったはずだが…2019/07/30

あつひめ

54
内田先生最後の作品。これから先は光彦の探偵ぶりは見ることができない。新しい作品を読むことができないってとても寂しいことだと改めて実感している。内田先生の作品は、読みながらバーチャル体験ができる。物語の中で旅ができたり、探偵になれたり…。とても楽しい読書体験ができた。細かな下調べの上に出来上がった物語。この作品もとことん調べて練って練っていたことだろう。下巻を待ちながら過去の内田作品を思い出す。 2019/12/13

hnzwd

36
浅見光彦シリーズの最終作。未完。久しぶりに読んでも安定感抜群の浅見光彦って感じは懐かしい気持ち。最終作の舞台が熊野古道。。やっぱり浅見探偵の相手はあの女性だったんだなぁ、とシリーズファン的な感想も。2019/04/05

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

33
内田康夫氏の最期の作品。途中で終わっている。熊野古道や有間王子の最期の地、行ってみたいぞ。(万葉集に最期の歌がある)殺人事件が起こりその始まりは昭和の始めくらいに遡るらしい。何だかいいところで終わって少しかなしい。つづきを読む。2019/12/10

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