双葉文庫<br> イジ女

個数:1
紙書籍版価格
¥785
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

双葉文庫
イジ女

  • 著者名:春口裕子【著】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 双葉社(2019/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575513578

ファイル: /

内容説明

意地悪な女、意地っ張りな女、イジイジした女、イジらしい女、イジくる女……世の中には「イジ女」がたくさんいる。女性の悪意を書かせたら随一の著者が、女社会のリアルシーンをこれでもかと描き込み、チクチクする気持ちを炙り出す。怖くて楽しい短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさきち

84
女性独特の怖さを集めた短編集。ラストはそれぞれほっこりしたもの、ゾクッとするもの、さらにホラー的なものなど色々と揃えられていて楽しめた一冊。自分としては「目立とう精神」「オフレコ」がお気に入りだけれど、各話に登場した人たちが緩く絡んで温かく終わる最終章の「レッツらゴー」もよかったです。2017/06/13

アッシュ姉

76
イジわるな女、イジめる女、イジイジした女たちの短編集。こういう女いる!あるある!と共感を引き出すのが巧い。なかでも、職場での面倒な付き合いや陰湿なイジメなど、女性特有の息苦しさがリアル。あまりドロドロしていないので、さらっとしたイヤミスを楽しみたい方にオススメ。個人的にはもっと毒々しいのが好みな私はイジ女?!2017/01/16

パグ犬

60
男性と女性とで意地悪の種類に違いがあるのかどうかは分からないが、女性に特段の破壊力を発揮する意地悪というのはあるのだろう。例えば、結婚式をテーマにした「あんぽんたん」では、『えーかっこしいっていうか。言いたいことあるならその時言えば良いのにさ』っていう開き直りの台詞。これが、晴れの日の式場でドレスを纏った新婦の口から出ることによって、破壊力を倍増させている。どの物語も、胸苦しい言葉の応酬だったが、表題の「イジ女」が、もっとも重たい気分にさせる物語だった。読み易い文体でテンポ良く読めた。2017/01/18

★YUKA★

46
あぁ、女って嫌だなぁと思いつつ、こういう女いるいる、わかるわかると思ってしまったのは、やっぱり私も女だからだろう(´・ω・`)『イジ女』の読後感が最悪です。まぁ、纏めると、どの話も面倒くさいなぁと(´-ω-`)2015/02/23

坂城 弥生

45
女同士の面倒くさい感じがすごく描かれてた。2022/04/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/601583
  • ご注意事項