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内容説明
ストーリーギミックマイスター・道満晴明の描くメランコリックスオムニバスついに完結! 彗星・メランコリアの地球衝突まであと少し。喜びと哀しみの中で、人々はどんな終末を迎えるのか――…。憂いは時に喜びとなり、幸せは時に憂いへ変化し、無秩序の中で生まれる「憂鬱」が最高に甘美な感覚を目覚めさせる!! ※このマンガを読みだすと、ループして続み続けてしまうのでお気をつけください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
37
「俺は教えられた事があるんだ。行動しなければ何も成せない。ドミノが倒れなきゃパンケーキは焼けないんだ」。アルファベットで分割された終末テーマの大枠に、エログロ百合サイコパスアングラSFオカルトと、およそ考えられる限りのジャンルを各話に盛り込んだ連作短編集の下巻。終わりは始まりの終わり。実に見事な、惚れ惚れする様なその円環の広げ方、閉じ方の鮮やかな腕前に感嘆しきり、慌てて上巻から読み直してきた。これは間違いなく上下巻合わせて一気読みした方が面白い。作者の名刺代わりの作品がまた増えたなぁ(以下コメ欄に余談)。2019/03/30
しましまこ
21
美しいループ!上巻と併せてグルグル読むべし。2019/03/24
みやしん
12
人々の縁が少しずつ繋がっているSFオムニバス。上下巻読破したからこそわかる表紙のチョイス。伏線が伏線を補填する技術もさることながら、ノストラダムスに感化された世代に通じる数々のサブカル元ネタに作者の引き出しの多さに改めて唸らされる。救われた人も掬われていない人もいるが、第一話の少女は引きこもりから抜け出せたと思いたい。2022/01/09
うさぎや
11
ゆるやかに繋がってゆく世界。たしかにこれは無限ループかも。2019/03/22
mt.gucti
8
上下で終わるよと宣言してあって、何処から読んでも話は繋がってて、最後には落ちがつく。流石です。でも前巻の内容覚えてない。家にあったかしら( ̄▽ ̄;)2019/05/06