内容説明
マールデール王国の第三王女ベルティーユ。彼女は努力の末に、幼い頃から好きだったシトリンデール帝国の皇太子との結婚にこぎつけた。ところが、胸を膨らませて嫁いだ帝国で始まったのは、旦那様不在の新婚生活!?なんでも彼は、十数年前から命を狙われていて表舞台に出られず、他人に扮して生活しているらしい。しかもベルティーユに危険が及ぶかもしれないからと、会うことすら断られてしまう。せっかく結婚できたのに、愛しの旦那様と一緒にいられないなんて、冗談じゃない！ベルティーユは、平和で幸せな新婚生活を勝ち取るべく、皇太子の命を狙う者を探しはじめて――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
由貴
2
誰がヴォルヘルムなのか？と思いながら読むけれど皆怪しく見えてくるなぁ、なんて思っていたらまさかの真相。途中まで楽しんで読んでたけど真相発覚からの黒幕断罪までが駆け足すぎるし、黒幕は何言ってんのこいつ感が拭えなくて消化不良2021/09/08
s_takki
1
皇太子は誰か。前皇后を暗殺したのは誰なのか。大きなふたつの謎解きが物語の柱。なので意外にも結構楽しめた。2019/03/02
