内容説明
王弟殿下との外交案件（強制）により、今度はうっかり【救国の聖女】扱いされることとなってしまったポンコツ伯爵令嬢ルルリーア（龍紋ゲット済み）。そんな彼女は帰国の最中、双子が口にした「アルカイオス」という言葉から、自らを襲った五年前の事件を思い起こし、今こそ因縁に決着をつけるべく、密かに決意を固めていた。こうして普段ならお家でまったりしていたいルルリーアだが、今回は自分から積極的に行動したり、各所へ協力を要請したりと大奮闘！ すると彼女の力になりたい周囲の人々も次々と行動を開始して――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
15
続けて購入。今巻も阿倍野ちゃこ先生のイラストが素晴らしくて大変結構。アイリーンは相変わらず美人だった。 物語は堕ちた英雄との戦い。つまらなくはないんだが、３巻目にしてとうとうシリアスになってしまい個人的には非常に残念。2019/03/16
ささきち
10
落ちた英雄やらルルリーアと緑髪の因縁とかどうなるのかな〜と思っていたがその辺は割とさらっと流されたね。ルルリーアが緑髪に仲間を殺された過去がわかりその殺された中の家族に約束した事を守る為に無茶をしたのが今回の見所さん？ルルリーアを守る為にずっと裏にいたサラが表舞台に出てきたり彼女のお願いと身を守る為に全力で身を守る道具を作るソランや公爵令嬢を辞めて一般人になるという運命を捨てて公爵令嬢としてルルリーアを支援するアイリーン様が1番良い場面だったか。好きな所は？と聞かれたら弟君に報告する挿絵のやつだけどさ！ 2020/04/06
TAMA
10
時間が空いて読んだからか、何でこんなシリアスになってるんだろうと思いつつ読み終わり。前の感想読んだ。なるだけ考えないようにしてきたことを今向き合って後悔しないように頑張る。みんなもできることを精いっぱい突っ張って。「できるところまでやるよ！」じゃなくて「できなくてもやる、失敗はできないから、なんでもやってあがく！」がうまくスルッと書かれてて(熱血ものは厳しいので)なかなか良いものを読んだなあって思った。2019/07/07
つかさ
2
思えば乙女ゲ小説の巻き込まれモブが始まりから、随分遠いところへ来たもんだ。1巻から裏表紙にラブコメディの紹介文は載ってますが「ラブ」はどこ？3巻でようやくそれらしい表現は散見されますが主人公は全くもって自覚なし。…騎士団長も自覚してるのかなぁ。2019/06/18
ヨル
1
一段落。2019/02/23
