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内容説明
アカネが薬をもらいにきたチィおばさんの薬局の地下室にふしぎなお客さんがやってきます。「木の芽時の国」の錬金術師だというその人につれられてアカネとチィおばさんは「となりの世界」に「契約の更新」にでかけていきます。さあ、ふしぎな旅のはじまりです。『霧のむこうのふしぎな町』に続きファンタジー永遠の名作をお贈りします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
72
アニメ映画化されるということで読みました。いや~面白いなあ。伯母さんの家に、異世界へ通じる道がある。それだけで凄く魅かれます。特に中盤からはワクワクする展開でとても楽しかった。登場人物も魅力的だし、終わり方も爽やかで素敵。いいなあ!……あれっ?でもこんなにテンション高いレビュー、私だけ…。私、精神年齢低いのか…?2019/01/24
Nyah
50
西川町一番地と東山町五番地の住所を持つ(うちの中に境界があるらしい)チイおばさんの薬局にお使いに行ったアカネ(おばさんは「カスミみたい」といい、カスミと呼ぶ)。薬局の地下に突如現れた自称錬金術師によるとこの地下は別世界の隣の国と重なっているらしい。そして隣の国のこの地の地主と薬局の持ち主が代替りした事で契約し直さなければならないと言う。/出入口が分かりにくいけど、ナルニアのタンスみたいに通り抜けると別の国があり、その国の厄介事に巻き込まれアカネとおばさんが成長する話。他にも埋もれている通路を開拓するかな?2022/08/17
ぶんこ
47
自由奔放なチィおばさんと、小6のちょっとのんびり屋のアカネちゃんが不思議なお隣の国?へ迷い込む。チィおばさんの家の地下室と2階の壁時計には異世界への扉があって、木の芽時の国や小春日和の国が存在し、ヒポクラテスやピポと共に冒険しながら元の世界へ戻ろうと旅をする。チィおばさんの食いしん坊ぶりやヒポクラテスの怒りん坊ぶりと、ピポやアカネの可愛いけれど落ち着いたところが微笑ましい。ワクワクとまではいかなかったですが、フフフと楽しめました。2019/02/20
シナモン
31
図書館本。映画化に合わせて読んだ。映画のタイトルは「バースデーワンダーランド」。薬剤師である叔母(チィおばさん)の家を訪ねた主人公アカネ。地下の薬品倉庫に行くと黒いマントを羽織ったびしょぬれの男の人が。なんとその地下室は彼の世界と繋がっているという…ここまでで既にワクワクです。木の芽時の国、小春日和の国、時なし雨の国など言葉がカラフルで美しい。自分も地下室からの不思議な旅を想像力フル活動で体感したような読んでいて楽しい一冊でした。2019/03/19
美紀ちゃん
21
映画化ということで、図書館で見かけたので、再読。アカネと薬局のチィおばさんの冒険の旅。となりの世界はずっと秋。不思議な世界。2019/05/08