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内容説明
本作は、ロシアの文豪ドストエフスキーの代表作「罪と罰」を題材としながら、日本ギャグ漫画界の鬼才・漫F画太郎が独自の世界観と価値観を再構築したもので、文学と漫画の新たな融合を目指す、究極の挑戦作である。本編の主人公・エビゾー=ラスコーリニコフは果たしてその最終目的――質屋の老婆殺害を成し遂げることができるのだろうか!? 正義の斧、一閃―――そして、悪夢が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
56
これほど褒めようがない漫画は近年読んだことがない。だが、これほど猛烈に褒めたいという情熱がほとばしる漫画も近年読んだことがない。でも褒めません。だって褒めようがないもん。良い子は読んじゃダメです。もちろんわたしは続きを読みます!2020/01/09
白い駄洒落王
13
何だコレは。ドストエフスキーの原作ってこんなんなんですか?2014/02/06
ぼく自身
9
完全に「見えている地雷」でした。しかし、避ける事ができませんでした。 いや、吸い寄せられるように「自分から踏みに行って」しまいました。 なぜでしょうか?はっきりした答えはわかりません。 ただ一つ言える事は、こうしてこの本について考察する事自体が無意味な行為であると思います。2012/01/04
カーサ
8
表紙を見て次に作者名を見た時点で大爆笑。間違いなく回避できるはずの地雷なのに踏んでしまった、いや違う。地雷!踏まずにはいられないッ! なのだ。何はともあれ、これを企画した人間に乾杯。2012/05/19
ハル
8
本当に最高だった。深遠なテーマをギャグの中に落とし込んだ素晴らしい作品だ。バカの中に強いメッセージがあった。巻末の解説も良かった。一巻だけで大好きな作品になった。感動した。追い続けようと思う。2012/02/18