キャッシュレス経済 21世紀の貨幣論

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キャッシュレス経済 21世紀の貨幣論

  • 著者名:川野祐司【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 文眞堂(2019/01発売)
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  • ISBN:9784830950018

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内容説明

キャッシュレス化は北欧だけではない。アメリカ、アジア、アフリカなど世界中で進行中のキャッシュレス化の現状をつぶさに解説。技術面では後れを取っていないものの普及面の課題を抱えている日本に鋭い提言を投げかける。キャッシュレス経済と人生100年時代に負けないマネープランの作り方も解説。多方面から「おかね」の本質に迫る話題作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

90
わかりやすく説明されていると思いました。大学での教科書のような感じで、お金や金融教育についても述べられています。キャッシュレスの実態を世界のほかの国々との比較などで説明されていますが、いつも不満に感じるのはなぜキャッシュレスが普及するかの利便性(あるいは不便性)などをもう少し詳しく説明してもらいたい気がします。紙幣が世界最高の日本の水準にはないこと、あるいはインフラが日本ほどきちんと整備されていないことなど(郵貯銀行やATMしかり)などです。2019/05/21

Yuichi Tomita

3
再読。再読して思ったのは、法定通貨は将来的には必ず電子化され、そのときには中央銀行も民間の銀行もあり方が大きく変わるということ。いつまでも紙と金属ということもあるまい。電子マネーは乗車券やポイント還元の機能があるので、すぐにはなくならないだろう。そんなことを考える基礎知識を与えてくれる。 金融教育のところは、紙面も限られている中、どうしても入れたかったのだと思う。2019/04/23

Yuichi Tomita

2
再読。paypay騒動などの前に発刊されているが、著者は「電子マネー同様にQR決済の乱立で、利用者のことを考えていない」などと感じているのかなと考えたりした。2019/08/17

Yuichi Tomita

2
キャッシュレスの実務というよりは、学術的に分析したもの。民間の研究所にもにいた教授が書いているため、諸外国の豊富なデータが紹介されている。副題に「21世紀の貨幣論」とあるように仮想通貨、電子通貨にかなりのボリュームが割かれ(仮想通貨のシステムの解説部分は正直理解が難しい)、話は金融教育にも及ぶ。 なかなか個性的な中身であり、途中、変化を受け入れずにけしからんと主張する「けしからん族」に対する批判をしていたりと筆者の考えもかなり紹介されている。私には一読で理解しきれないので、再読が必要である。2019/04/08

kaz

1
各国の制度や実態等に関する細かな説明がやや冗長な気がするが、マネーのあり方にとどまらず、経済の見方や考え方等に関する記述も非常に勉強になる。テクニカルな部分はとても覚えきれないので、要再読。構成は「第1章 キャッシュレスは新しくない」「第2章 銀行はオンラインからモバイルへ」「第3章 世界に広がる電子マネー」「第4章 仮想通貨が世界を変える」「第5章 迫りつつある電子通貨の時代」「第6章 キャッシュレス経済の行方」「第7章 キャッシュレス時代の金融教育」「第8章 「おかね」とはなにか」 2019/05/16

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