官兵衛、駆ける。

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官兵衛、駆ける。

  • 著者名:吉橋通夫【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2013/12発売)
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  • ISBN:9784062186346

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内容説明

2014年大河ドラマに決まった黒田官兵衛。天才軍師・黒田官兵衛の原点とは何か?その少年時代から青年時代を、野間児童文芸賞受賞作家の吉橋通夫が鮮烈に描きます。御着城(現在の兵庫県姫路市)を中心に播州の国で勢力を持っていた大名・小寺政職に仕える黒田職隆の嫡男として、1546年に生まれた萬吉(のちの官兵衛)。母親の死。妹の失明。友との約束。父とともに戦った初陣。後に妻となる光姫との出会いとすれちがい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiyoboo

36
黒田 官兵衛の少年時代から家督相続あたりまでと小田原の北条家に和睦を申し出たところで終わる。若い頃から頭を使った調略に長けていた様子が書かれていた。「光姫」との出会い、恋愛感情への気持ちはつい応援していた。当時は家と家や同盟の道具としての打算的な結婚が多かったが、官兵衛は敢えて光姫との縁談を執り行ってもらうようにお館様にお願いをする。脚色をしてあるとは思うが、側室を持たなかった官兵衛なら?と思わせる。 官兵衛は家臣を失うことを嫌い、「戦わずして勝つ」道を選ぶ。この児童書はわかりやすく、読みやすかった。2014/05/24

Willie the Wildcat

30
幼年から青年時代の官兵衛。家族、師匠、親友の愛情や友情。様々な”情”が、人として、武人としての礎を築く。中でも、”生死感”。特に、2つの異なる死が、人間の奥行きを広げた印象。一方、自身の婚姻”策略”がどこか微笑ましい。人間臭さがあって好感。硬軟。人間味が人を魅せる。故の光姫と春姫の交流。温かい。蛇足だが、次男からの感想文候補にどうか?との確認依頼で読破。どおりで毎週TV観てた訳だ・・・。(笑)2014/07/31

onasu

15
「少年龍馬」に続いて、同じく図書館のYAコーナーから、同著者の「少年官兵衛」的なものを。  これまで読んだ本でも、また何年か前の大河ドラマでも、前段で触れました程度だった黒田官兵衛の(青)少年期をじっくり(といっても、二百数十頁、実話度、どんだけ?、にしても)読めたのは幸い。  実際にも機会があったのかもしれない堺、京の見聞や、諸国の情勢入手を架空の人物を用いて著しているのは上手い。  YAコーナーの本をその場で読み切るのが、図書館の新たな楽しみになったりして。2018/07/08

ばんぶー

7
読友さんが、判りやすく読み易かったということで、図書館に予約。一気に読みました。大河は残念ながら観る事が出来ませんが、観なくても判るというか、児童書とはいえ、侮れないと言いますか、面白かったです。2014/06/11

Mar Har

5
まず、題名が良ろしい。夢に向かって駆ける、という息吹が感じられます。そして、読み進めると題名に負けていない。図書館では児童書に分類されていますが、大人こそ読むべき作品だと思います。黒田官兵衛というと、“軍師”という側面が強調されがちですが、ここでは単なるしがない小領主が必死に戦う姿が描かれており、合戦で大切な人たちを亡くした深い悲しみから“家臣を死なさぬ戦い”つまり“戦わずして勝つ”という孫子の兵法の極意に到達するのであります。2014/01/08

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