ＨＪノベルス 食い詰め傭兵の幻想奇譚8

著者名：まいん【著】/ｐｅｒｏｓｈｉ【イラスト】

ホビージャパン（2019/01発売）

• ISBN：9784798618456

内容説明

ロレンの持つ大剣の謎を追うため、（半ば強制的に）ラピスのご両親へとあいさつへ向かうことに。魔族領へと抜ける大洞窟へと踏み入るロレンたちだが、その道中で出会ったのは、かつてゴブリンの遺跡で共闘した懐かしい顔ぶれだった。これは、新米冒険者に転職した、凄腕の元傭兵の冒険譚である――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 旧柏バカ一代]

アニメ化をヘイトツイートで潰した作者さんの別作。作者本人がヘイトな差別主義者だとしても作品は別腹。さて、主人公また気絶してエピローグになっちまった。続きはよ！

2019/03/02

[加賀ますず]

ラピスの両親にご挨拶？！ロレンの大剣の持つ秘密を解明するために、魔族領に向かうことになった一行。そこで白銀級冒険者達であるニムたちと再会することになり…。ドワーフの坑道を通って魔族領へ向かうはずが、肝心の坑道にモンスターが蔓延って前に進めなくなっていて…。坑道ダンジョンで冒険というかなり冒険者味溢れるエピソード。久しぶりに再会した先輩冒険者が小さく見えるほどのロレンたちの成長？ぶりが面白い。

2022/12/26

[マスクX]

ラピスの実家に行く為魔族領へと向かう事となったロレン。行く為の手段がかなり面倒な流れであり、現代文明の影が見え隠れする。ドワーフの坑道に足を運んだ際の強襲ではグーラの対応には完全にあれだとも思ったがラピスの回答が別の物でちょっとがっかり。読んでいる際に笑ったけど誤解だった。ゴブリン遺跡の際の白銀級と再会するがロレンはやはりいい子の様子。完全に親戚のおばちゃんみたいなノリが良かった。せっかうの白銀級もロレン一行からすればなんとなく足手まといにみえるは自分だけなのだろうか。

2024/08/26

[chie]

団体な敵様、復活。今回は蜘蛛、小さいのから大きいのまで。そして仲間も増えた（蜘蛛だけど）。シリーズで初めて「続く」になりましたが次の巻で一区切りになるのか、まだまだ続くのか・・・1エピソードは今まで通りテンポ良く進んで欲しいけど、どうかな？

2022/10/06

[ほにょこ]

★★★☆☆ 今回はロレン達がラピスの実家に赴く話。当然のように平穏な道中とはならず、なんとか実家にたどり着いたところでおしまい。珍しく1話完結とはなりませんでした。最初と最後も形式にこだわらなくていいと思います。

2021/02/08