講談社青い鳥文庫<br> 読書介助犬オリビア

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講談社青い鳥文庫
読書介助犬オリビア

  • ISBN:9784062851077

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内容説明

あなたは、犬に本を読んであげたことある? 安楽死寸前のところを救われたオリビアと、落ちこぼれ小学校の中の、さらに落ちこぼれの子どもたち。世界初の<読書介助犬>は、こんな風にして誕生しました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

85
良かった。図書館の電子図書館サービスにて。読み放題本。サンディとふわふわカールの犬オリビアの、セラピー、READプログラムの話。犬に読み聞かせることによって、子どもは純粋だから、勉強できるようになったり、生活、行動改善、メンタル安定につながったりして、犬の力は侮れないと思った。いいプログラムだなあと。サンディの絵本好きはすごい、絵本コレクション。わかる気する笑 日本ではどうなんだろう?ぜひアニマルセラピー。2023/05/27

はる

55
本を読むのが苦手な子供たちのために、読書介助犬を……。1人の女性のアイデアは子供たちに予想以上の変化をもたらした…。子供たちが犬と触れ合ううちに変わっていく様子が素敵です。この本が出版された時はまだ日本に存在しなかった読書介助犬も、最近少しずつ広まっているようですね。良書ですが、写真が見づらいのがちょっと残念かな。2020/04/10

ぶんこ

49
上手に本を読めない子、家庭や学校に居場所がない子たちが、犬に本を読んであげることで癒しを得て、居場所も得ることができる。素直に子どもを無条件に受け入れてくれる存在を知った喜びが、前向きな生き方として現れていました。サンディさんの毎日も犬とともにあって、目の前で子どもたちが素晴らしい成長を見せてくれるのです、羨ましい毎日!オリビアが忘れられなくて、オリビア亡き後はブリーダーからの犬というところが少し残念ですが、それだけオリビアはサンディさんにとっては唯一無二な存在だったのでしょう。読書介助犬・・素敵な活動。2020/06/06

浅葱@

11
お仕事をする犬のお話。図書館に来た子どもが犬に本を読んで聞かせる。初めは、子どものそばで犬がおとなしくしているのを見ている感じでした。でも、読書嫌いの子どもたちの変化や成長に引っ張られました。上手に本を読めない子が安心して声を出し、書かれていないことまで語り始める。荒れていた子どもが、犬の柔らかさに気づき心を開き、図書館に自分の居場所を感じる。って素敵!ものを知っている大人ではなくて、相手が犬だからこそ、あの子たちは心を開きやすかったと思います。日本も読書感想コンクールより読書介助犬の方が必要ですよ。2012/11/23

timeturner

7
読書介助犬プログラムを発案したサンディと、世界初の読書介助犬となったオリビアの記録。こういうプログラムがあることは知っていたが、それを思いつき、実行した女性と犬のことは何も知らなかったのでとても興味深く読めた。犬に本の読み聞かせをすることで子どもたちがこんなに変わるとは思ってなかったなあ。2021/11/28

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