講談社青い鳥文庫<br> 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(8)

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講談社青い鳥文庫
青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(8)

  • ISBN:9784062852494

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内容説明

はるか東方の隊商都市群の領有権をめぐって、騎馬の民ラーザとの戦いは激しさを増していく。エリンは、息子ジェシと過ごす時間を大切に思いながらも、 王獣たちの訓練を続けるのだった。王獣が天に舞い、闘蛇が地をおおい、<災い>がついにその正体を現すとき、物語はおおいなる結末をむかえる。大長編ファンタジーシリーズ堂々の完結巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たぬ

20
☆4.5 なんという壮絶な最期なの。吸い込めば即死は免れない闘蛇の毒霧。こんなのが想定外に出てきたら絶望しかないよ。読んでいるだけでも総毛立つこと確実だよ。死んでほしくなかったし生き抜いてほしかったけど、どう転んでもエリンは死を選んだのではないかと思う。遺された夫と息子の精神の強さよ。これまでの物語が一気に寄せてきて終章の「エリンの木」は泣きそうになった。2023/12/19

カピりん

7
ついに完結😭ジェシがすごい大人になっていた2023/08/06

haru

7
読み終えてしまいました。やはり、エリンは運命に逆らえなかった、、、。でも、後世に正しい知識を残す事は出来ました。彼女は幸せだったのでしょうか?人生には幾つもの岐路があり、選択していきますが、エリンの選択本当に立派だと思いました。あとがきに外伝の事が書いてあったので、落ち着いたら読んでみようと思います。2013/06/21

yumiha

7
クライマックスのジェシの行動に驚き、感動し、ウルウルしてしまった。こうやってジェシは、エリンを受け継いでいくのだな。また、「これからもきっと戦は続いていくでしょう」「人は知れば考える。一人の人が死んでも、別の人が新たな道をさがしていく」「知らねば道は探せない。自分たちが、なぜこんな災いを引き起こしたのか、人という生き物は、どういうふうに愚かなのか、どんなことを考え、どうしてこう動いてしまうのか、そういうことを考えて考え抜いた果てにしか、ほんとうに意味ある道は、見えてこない」というエリンのジェシへの言葉には2011/12/18

absinthe@読み聞かせメーター

6
小4の娘。ひとりよみ。ぱぱ、この本面白い!ぱぱも読んでみて。パパも読むことにするよ。最後はね、××××【ネタばれ】。前半読んだらね、それは想像ついたよ。でも読んでみよう。2020/06/08

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