電撃文庫<br> 天地の狭間のランダム・ウォーカー

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電撃文庫
天地の狭間のランダム・ウォーカー

  • ISBN:9784049122053

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内容説明

セントラルの調査官・ヨキとシュカが今回調査するのは、剣の腕が最も重要視される地。そこには、世界を創世したと言われる剣が存在し――。シュカが調査官になるきっかけになった物語「月夜に架かる橋」も収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

30
剣の腕が重要視される地、聖典の奇跡が起きた街、任侠に生きた男の生き様、シュカが調査官になるきっかけの4本を描いたシリーズ第三弾。嗚呼、なんて美しくて切なくて眩しい物語なんだろう。未知なる世界への胸踊るワクワク感、そこで起きるドラマティックな展開。どの短編もとても素敵で心に残ったけど、その中でも一番好きなのは「月夜に架かる橋」。シリーズのラストを飾るに相応しい物語であると同時にこれからも続くであろう2人の旅に想いを馳せるほんとうに素晴らしい内容だった。ここで完結と言わずこれからも続けてほしいな。2018/12/16

真白優樹

18
剣の腕が重要視される地、聖典の奇跡が実行される地などを訪れる中、ヨキとシュカの昔話が語られる今巻。―――大切なのは、自分の心の叫びのままに。 二人の昔話という過去、そして様々な地を訪ね知る未来の可能性。天地の狭間で昔と今、未来が交わり、彼等が大切なものを受け継ぎ始まり、未来へと繋いでいく、今までの読み味を重ねて最後に花を咲かせる巻である。正に至高、何処か心に染み入る、優しい物語である。 ここで一旦の完結とは残念な限り、いつかまた、彼等の旅がまた始まるように祈る次第である。 うん、最高に面白かった。2018/12/10

tomosaku

14
このシリーズが何故好きかに気づいた。それは風景描写が上手だからだ。世界の様々な地域を渡り歩く調査官の物語は、そこで起きる事件が物語の根っこだが、それが起きている各地域の情景が浮かんでくるので、読者も旅をしている気になれる。今回も、剣に生きる人々が住む山水画のような国。千年前の奇跡と予言が結構いい加減に伝わっている国。渡世人が仁義を切る江戸時代的な国。そして、国土が痩せた国での調査官シュカ誕生の物語。イラストの助けもありつつ、見知らぬ世界を巡る読書の旅を満喫できた。2019/03/22

葉月文

10
その足で進んで、その目で見て、その心で感じる。そこには優しい人がいて、美しい世界が広がっている。天と地の狭間、しかし広大な世界の中で彼女は自由だ。この物語の在り方がただひたすらに美しい。いいなあ、好きだなあと呟きながら彼らの旅の一区切りを見届けた。どれも素晴らしかったけど、二章と四章は別格。繋がっていく想いがキラキラと輝いて、熱く熱く胸を打った。いつかまた、むはは、と彼女の笑う声が聞こえてきて、そのあとを追うように1人の男が駆けてきたら。久しぶり、とそう声をかけたい。そして、また二人の話に耳を傾けるのだ。2019/01/23

イシカミハサミ

9
「商業的な理由で」最終巻。 こういう良作が終わってしまうのは残念。 メディアワークス文庫が創刊された時は、 こういう作品の受け皿になるのかな、と期待したのだけどな。 またいつか、 高橋弥七郎さんの「A/Bエクストリーム」みたいに、 時間を空けて復活みたいな展開を。 もしくは出版社をランダムウォークしてくれても。 いろいろ残念。 最後はこれが調査官、という物語。 1冊としては2巻が。 1つ1つの物語なら3巻が面白かった。2019/01/23

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