内容説明
川村ヒデオと共に神殺しの巫女・名古屋河睡蓮の脅威を退け、決勝ステージへと駒を進めたヒマワリとミサキのペア。
鈴蘭率いる魔殺商会とゼネフを擁するマッケンリーグループの全面対決が囁かれる中、
ヒデオと手を組むことを決めたヒマワリ達は、すべてを見通し、無数に策を張り巡らせるゼネフに勝負を挑む!
「この私を倒すことは不可能です」「マスター、わかったのです……ゼネフの居場所が!ゼネフの正体は……!」
ベールに包まれたゼネフの正体が明らかになる時、世界はその在り様を問われることに――!?
第二回聖魔杯、ルール・オブ・ルーラー。誰もが予想だにしなかった終幕が訪れる――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
12
ヒデオとヒマワリがゼネフに挑む中、その正体が混乱を齎す今巻。―――終幕は混乱に繋がり、世界は波乱に飲まれゆく。 ここまで残った大物達、彼等のド派手なぶつかり合いが最後の輝きとばかりに祭りを彩り、その隅で明かされるゼネフの正体が重すぎる選択をつきつける今巻。地に落ちた星達は分断され、容赦なく絶望が叩きつけられる。重い敗北が襲い掛かる、逆転へ向けてのエネルギー充填の巻であり、ヒデオ達が負けじと立ち上がり再び挑みかかる、そんな熱さがある巻である。残すは最終決戦、そこで待つ戦いとは。 最終巻も楽しみである。2018/12/03
ふらこ
7
次が最終巻ですねー。どういう終わりになるか、もうわっかんないでーす。もうすでに、絶望的な状況で、かーなーり滅亡ムード。ヒマワリちゃんとウィル子と閣下でどうにかなるのかー。とりあえず、閣下がんばって。奇跡が起こるの期待しときますね?(‘д‘ )2018/12/12
腰ナス
7
ダラーの正体は割りとみんな予想してたところに落ち着いたと思う。一方でゼネフのほうは結構ヤバい。ダラーも端末のノアレだと対処できないレベル、というのでヤバそうだったがゼネフのほうはマリーチからみーこまでアウター勢がいっぱい出てきて対処してるというのが危機感を煽る。ヒマワリはアウターと真逆で、弱いけど意思だけはやたら硬いので一週間の命を貰ったらまたそれを未来のためにきっちり使うだろうな。ドクターの話はおりがみ最終巻を読み返したくなる熱さだった。でもリッチがいたらもっと話がこじれてただろうなと思うと笑ってしまう2018/12/04
なめねこ
7
まさに、第1回聖魔杯を!!マスラヲを!!思い起こさせる展開きたーーー!!!! 総力戦をし、黒幕にやられ、優勝者が決定し、またもや鈴蘭は敗れ、そして、ヒデオは監禁され!!!魔殺商会分断から、ホームラン勝負も本当にヒデオらしくすきだわ!! また、途中からヒデオが主人公の話になってましたが、生き返ったヒマワリがどう活躍するのか期待!!2018/12/02
ブー
6
今物語も佳境です。今巻で大会も終わり、勝者・敗者も決まりました。優勝者は、ある意味お約束的な感じでしたが・・・また、伏線では、ゼネフの正体とそれに伴い、アウターの方々も動き始めました。ヒロインの復活はなるのか!次巻で完とのこと。この物語の落とし所は!次巻も楽しみです。2018/12/07