角川スニーカー文庫 ヒマワリ:unUtopial World 6

著者名：林トモアキ【著者】/マニャ子【イラスト】

KADOKAWA（2018/06発売）

• ISBN：9784041065259

内容説明

桐原士郎や木島アリスとの因縁を清算し、無事本選を勝ち進んでいくヒマワリとミサキのヒマ☆姫ペア。しかし、神殺しの巫女・名護屋河睡蓮が遂に聖魔杯の舞台へと降り立ち参加者達の行く手を阻む!「誰が相手であろうと容赦は致しませんのでお覚悟を」人智を超越した力の前に為すすべもないヒマワリ達だったが、“当代最強の召喚師”と噂される川村ヒデオの行動により事態は思わぬ展開へと向かう――。「悪しきカミを連れた悪しき気配、やはりお前のものでしたか」「断言する。僕と、仲間たちの方が。召喚師として正しいと」混沌と化した戦場で、ヒマワリ達は災厄級の難関を切り抜けることができるのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

みこみこ☆シスターズvsヒデオ・ウィル子ペアの戦いが始まるシリーズ第六弾。水着回かと思った？残念前巻に引き続きマスラヲ節全開のヒデオ活躍回でした。というわけで今回もヒデオが言葉を武器にして大活躍。水着を取られようと、ウィル子の力を借りて局部にモザイクをかけて戦い続ける男の姿たるや正に漢。バカバカしいのにカッコいい。このノリと勢いと熱量が林トモアキワールドである。もはやヒマワリを差し置いて完全にヒデオが主人公な気すらしてきたけど、果たしてヒマワリはどうするのか。今度の風呂敷も畳むの大変そうや。

2018/05/02

[ごぅ。]

ウィル子万能（笑）まさかヒデオの一物がお目見えになるとは・・・・シリアスとギャグとアクション全部が生き生きしてて楽しかった。。そして次巻も早よ下され。。

2018/06/23

[真白優樹]

戦いが進み、ヒマワリ達が順当に勝ち進む中、神殺しの巫女が舞台に波乱を巻き起こす今巻。―――激突と死闘の先、幾多の戦士は戦場に散る。最強過ぎる巫女達も舞台に参入し、一気に脱落者が増える中、ヒデオが自分だけの武器を手に戦いを繰り広げる。そんなヒマワリ達、常人の枠にいるものではない者達の、誰も追いつけぬ域の戦いが繰り広げられる巻であり、ノリと勢いで突っ走る、熱量がこれまでで一番駆け抜けている巻である。徐々に終盤へと向かう戦いの中、山積した問題は解決するのか。そして最後の勝利者とは。 次巻も須らく期待である。

2018/05/05

[なめねこ]

やっぱり閣下が話に出てきてから、ほんとに最高に面白い！！ ゼネフがあっさり姿現すとは思わんかったわ（笑）まあ、あれも本体では無いらしいけど。 ゼネフが言っていたウィル子がマザーになる云々はレイセンで言われたウィル子が世界を滅ぼす云々のやつか！！ いよいよ、ヒマワリとヒデオが手を組むのか！？ あと、2巻で本当に終わるのか！？

2018/05/06

[藤崎]

今回はシリーズも終盤に入って広げに広げた大風呂敷を畳む準備を始める・・・前に、もう一回り大きく広げるいつものターン。そしてヒデオ無双のターンでもあるというか、まさかのゴッドモザイクでもう本当に本当に笑い殺す気ですかと。そしてやっぱりヒデオが活躍すると面白いですね。ところでマリーチの視える未来があいまいにって話、不確定性原理のあれこれが能力に影響を与えたってことなのか、それとも未来に自分を含めて視ようとしたからってロマン方向なのかちょっと興味深い。そんな感じで残り２巻ということですが、畳み切れるのか期待です

2018/06/03