内容説明
川村ヒデオに捕らえられたヒマワリへ、4年振りの邂逅を果たしたミサキ・カグヤの口から衝撃の事実が語られる。 「嘘です……、そんなのっ……!」泣きじゃくるヒマワリが知った真実とは果たして如何なるものだったのか? 世界が間違っていると怨嗟し、それでも勝負を挑んだ理由とは!? ミサキ・カグヤとヒマワリの運命が重なる時、 世界は新たな色に塗り替えられる。シリーズ最高潮――驚愕の急展開!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
46
第二回聖魔杯が大きく動く第四弾。ヒデオに捕らえられたヒマワリが4年ぶりにミサキ・カグヤと邂逅を果たすところから始まる話。いやー、これはただでさえデカい風呂敷を更に広げてきましたね。鈴蘭、ヒデオも本腰を入れて動き出し、ヒマワリたちに関する秘密も明らかになりと、物語が一気に加速してきた感じがしてワクワクが止まりません。これはもう一筋縄では終わらんぞ。ここから一体どのようにしてミスマルカに繋がっていくのか今から楽しみで仕方がないわ。とりあえず早く次巻を読みたい。2017/04/30
真白優樹
16
士郎とアリスが駆け回り、過去からの来訪者達が動き出す中、ヒマワリとカグヤが邂逅する今巻。―――明らかになる真実の先、世界は鳴動し加速する。未来の哀しい真実が明らかになり、新たな戦いへの幕が上がる今巻は、過去からの来訪者達が多数舞台へと上がり、その先に新たなコンビでの戦いの幕が上がる巻となっている。幾多の勢力が自らの願いを以て集う先、混沌が弾ける大会の行方とは。歩き出し、一気に加速した物語の行く末とは。力、そして理由を手に入れた士郎、アリス、ヒマワリはいつかぶつかり合うのか。 次巻も楽しみである。2017/05/06
藤崎
12
広げに広げた風呂敷を、さらに大きな風呂敷で包んだ第4巻。ええもうとことんやっちゃってくださいって感じですが、さてこれこのままじゃミスマルカ世界と繋がりませんけどタイムパラドックスはどういう解釈なのかは例のジャックポットの扱いにも通じるので気になる所。さらにまたしても懐かしい面々が登場でテンション上がる。テンションと言えば桐原は四大+光闇とはまだ浅いな! まず雷属性が足りないな! 負属性15種とかまだまだあるぞ! みたいに妙な方向に盛り上がってみたりも。ともあれ、仕切り直して本番開始。次回の展開が楽しみです2017/04/29
シュエパイ
10
とうとうあかされるヒマワリとミサキの正体に、いったい誰が勝ったら丸くおさまれるのかさっぱり予想がつかない正魔杯開催に向けた助走、と。桐原とアリスのパワーアップ修行回があったりしつつ、でもあれヒデオ君が連れてる精霊に太刀打ちできんの……?な感じで。あ、とりあえずウィル子が出てきたので、結構それだけで満足感があります!2017/11/07
さあささん
9
3巻でのヒデオ引きからの4巻です。/ついに第二回聖魔杯開催という地点ですね。ここまで長かった。士郎アリス鈴蘭伊織ヒデオカグヤヒマワリウィル子と口絵での攻勢だけでワクワクが止まりませんでした。内容自体はレイセン後半からヒマワリ3巻までの因縁を纏めて割り振ったという繋ぎの巻ですね。出てくるキャラがキャラだけにとても楽しかったです。ミスターB! ミスターBじゃないか! ばいまじ面子ももっと前に出てきてもいいのよ。/今回は出番がなかった水姫やヒマワリから出番のないアウター勢や翔輝辺りの出番も待ち遠しいです。2017/04/29