内容説明
東部連合とグラニヤ帝国がぶつかるは因縁の地マントラウ湖。ローゼリア王女の旗印のもと、先の戦いで黒天騎士を退け武勲を上げたセレインとシオンも彼の地へ。だが敵の急襲を受けた際にアートルム卿の仮面が……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
王女ローゼリアを旗印とした東部諸国同盟が完成し、対グラニヤ帝国全面戦争の準備が整ったエルザイム王国。お互い秘密を抱えたままだったセレインは、両軍因縁の地・マントラウ湖でアートルム卿の正体がシオンであることを知ってしまう第三弾。先を見据えた戦略の提示によって攻勢に出た東部諸国同盟とそれを迎え撃つ帝国軍の決戦。登場人物たちもよく動いていて、複雑に絡み合う因縁にも決着を付けてこの戦いを一冊で完結まできれいにまとめてみせましたけど、作品としての可能性を感じていただけにもう少し続きを読んでみたかったシリーズでした。2018/11/20
HANA
8
最終巻。思い出すのに結構時間がかかってしまった。全体的に戦闘が多かったので読みやすくはあった。ここから盛り上がるかと思っていたので終わりは残念。2019/02/26
真白優樹
8
王女を旗頭とし同盟が成立する中、シオンの秘密をセレインが知る最終巻。―――何を想い、何の為に、誰が為に? それぞれの思惑、それぞれの因縁。決戦の戦場に想いの声が木霊し、それぞれの因縁に決着をつける今巻。乗り越えるべき因縁、救うべき相手。シオンやセレイン、それぞれが限界を超え掴み取った、彼等が願った結果。そんな最終決戦の熱さとそこに付随する想いが、巻きながらも綺麗に駆け抜けている巻であり、彼等の未来に期待を寄せたくなる巻である。戦いはまだ続く、だけどきっと彼等ならどこまでも。 うん、面白かった。2018/11/26
水無月冬弥
6
#ラノベ 完結。打ち切りだけど、綺麗におさめたのは評価したいですね。戦争と俺TUUEE異能バトルの組合せに、さらに恋愛や妹ネタまでつぎ込んだのはキャパオーバーだった気がしますね。特に妹の心境が意味不明になってしまったのは残念ですね2018/12/07
リク@ぼっち党員
5
完結。東部連合とグラニヤとの決戦。これまでより戦場が広くなった分、アートルムとしての策が機能していて、圧倒的武勲を誇る個対個ではなくなっていたのがよかった。シオンとしての因縁も一段落。自分より格上の師相手というところで、勝負の決め方はうまかった。妹関連も決着ついたけど、(おそらく)打ち切りのせいでサクッと解決してしまったのがもったいなかったかなぁ。ぶっ壊れたラン好きだっただけに、もっと深掘りしてほしかった。あと口絵の地図に挿絵なしと、イラストレーターさんと揉めたんだなぁ感が強くて残念。2018/12/05
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