文春e-book<br> どこかでだれかも食べている

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文春e-book
どこかでだれかも食べている

  • 著者名:オノ・ナツメ【著】
  • 価格 ¥866(本体¥788)
  • 文藝春秋(2018/11発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163909387

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内容説明

ひとりで食べても、だれかと食べてもーー。
「食べる」ことから、やさしいドラマが生まれる。

実家のロールキャベツの味、初めてはんぺん入りおでんを作った日、
願いと共に齧り付いた恵方巻、結婚を決めたチャーハンの店、
小さいころから数えきれないほど食べたカレー……。

どこかでだれかも食べている、あの食べ物から生まれたやさしいものがたり。
ほわっと胸があたたかくなるオノ・ナツメ初のフード・コミックです。


〈menu〉
プリン・ヨーグルト/お弁当屋/冬至/焼き芋ふかし芋/つつむもの/残業パン/クッキー裏返し/留守番の味/ブルーベリー/食卓の真ん中にのぼるもの/ポテトサラダ/温泉まんじゅう/おでんのはんぺん/クリスマスケーキ/鏡開き/恵方巻/海藻サラダ/おにぎり・おにぎらず/立飯/チャンジャチャーハン/夏・山・カレー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

91
食べ物にまつわる漫画。いろんなジャンルの食べ物、これまで適当に選んだり食べたりしていたものも愛おしくなりました。1つ1つに物語や思い出があり、私も思い出しながら食べてみようと思いました。漫画に出てくるお弁当屋さんが素敵だな。2020/08/04

こばまり

60
描き込んでないのに美味しそうに見えるのは物語性故。幼い日の祖母との鏡開きを思い出した。二人してせっせと割り、怯むほど大量の油で揚げ、サクサクカリカリ、大きめのは中心にお餅っぽいむっちりとした食感が残っていて嗚呼、なんと美味しかったことか。2020/01/12

るぴん

47
オノ・ナツメさんの、食にまつわるショートショート。どれも懐かしさを感じるような、ほっとする話。「お弁当屋」絡みのエピソード3編が好き。好きな給食アンケートで不動の1位・カレーを抑えて1位に選ばれた海藻サラダ。どんなに美味しいのかなぁ…(๑´ڡ`๑)2019/06/19

天の川

32
食べ物にまつわる21の短いエピソード。日々の何気ないご飯が血肉をつくり、思い出をつくり、幸せをつくる…って実感させてくれる。おでんのはんぺん、関西人の私は食べたことない。そんなに膨らむものなんだ…。締めくくりの「夏!山!カレー!」は家族の歴史。わが家の歴史は何だろうって、夫の手料理を食べながら考える。2019/01/18

Roko

29
これまでに読んだオノ・ナツメさんの作品って、割と乾いた感じのものが多かったから、この作品は意表を突かれた感じがします。食事ってその人らしさが思いっきり出るところだから、食べ物に関する心理を描くって面白いなと思います。お惣菜をセレクトして頼めるお弁当屋さんのお兄さんが、おかずの選択が自分とあっている人のことが気になって「あの人が彼女だったらデートで食事に困らないだろうな」って思う所がとっても好きだなぁ!2021/05/29

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