内容説明
CMタレント殺害事件の重要参考人・時任杏子は、なぜか自分に有利なアリバイを否定してしまう。大学病院の若き医局員・加賀は、この「愛人」の態度に不審を抱きながらも、事件解決のため奔走する。だが、加賀が真相をさぐればさぐるほど、事件は意外な背景を浮かびあがらせ、思いもかけぬ方向に発展していく……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワット
1
期待をせず、何気なく引っ張り出した本だったが・・・。面白かった。楽しめました。2008/11/13
kanamori
0
☆☆☆2010/10/09
紅茶派
0
講談社「現代推理小説体系 12」収録作品。昭和38年刊行。2022/07/08
koo
0
銅婚式に続いて県立図書館から借りました。殺人事件で自首した主人公の愛人にはアリバイがあったが彼女は否認、主人公は彼女の無実を信じて奔走するというのがメインストーリーですが「幻の女」を彷彿とさせるプロットに更に皮肉の効いた結末があり楽しめました。昭和の雰囲気漂う作品ですが当時としては軽妙で洒落のきいた作家だったと思いました。2021/11/28
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