集英社文庫<br> 風の影〈上〉

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集英社文庫
風の影〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087605082
  • NDC分類 963
  • Cコード C0197

出版社内容情報

池上冬樹氏「小説を読む喜びにあふれている」(朝日新聞・9月17日)、逢坂剛氏「掛け値なしの傑作である」(讀賣新聞・9月17日)と、新聞書評で激賞!

冒頭の10ページが読める!物語の舞台は実在する!?『風の影』バルセロナ・ガイドマップが見られる! ■集英社文庫HP http://bunko.shueisha.co.jp

内容説明

1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。謎の作家フリアン・カラックスの隠された過去の探求は、内戦に傷ついた都市の記憶を甦らせるとともに、愛と憎悪に満ちた物語の中で少年の精神を成長させる…。17言語、37カ国で翻訳出版され、世界中の読者から熱い支持を得ている本格的歴史、恋愛、冒険ミステリー。

著者等紹介

サフォン,カルロス・ルイス[サフォン,カルロスルイス][Zaf´on,Carlos Ruiz]
1964年、スペインのバルセロナ生まれ、ロサンゼルス在住。執筆活動のほか、フリーランスの脚本家としても活躍。1993年のデビュー作『霧の王子(El Principe de la Niebla)』で、エデベ賞を受賞。5作目の『風の影』でフェルナンド・ララ小説賞準賞(2001年)、リブレテール賞(2002年)、バングアルディア紙読者賞(2002年)を受賞

木村裕美[キムラヒロミ]
東京生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒。翻訳家、マドリード在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

349
本屋で「37か国500万部突破」と帯に惹かれ、読了したスペインの青春小説。ダニエル少年が出会った『風の影』という本が、彼に作家フリアン・カラックスの過去を追わせることになる。初期のゴダードが作り出す世界にも似て、 読者を夢中にさせるプロットであり、全編に漂う雰囲気も魅惑的である。過去とと現代を繋ぐ謎、そして恋… 読書が好きな人にはたまらない…そんな スペイン作家によるミステリだった。2014/07/06

ehirano1

157
タイトルからして形而上学的。風の「詩」云々はかの村上春樹氏の作品でしたが、風の「影」とはこれ如何に!加えて、かのイニエスタ選手(サッカー界の名選手)の好きな本が本書とのことで手に取りました。バルセロナが舞台なので、イニエスタ選手の地元愛的なところもあるのではないかとのバイアスを楽しみながら群像劇の前半戦終了。スコアは0-0と言ったところで、後半全の爆発に期待です。2024/01/03

よむヨム@book

115
★★★☆☆ 星3つ 「風の影」の本の著者「フリアン・カラックス」にまつわるダニエル少年の探偵物語。 スペインの話の本は初めてなのでちょっと戸惑った感があった。少しスペインの歴史などの背景が分かっていれば面白さがますだろう。 この上巻では、フェルミンと出会ってから面白くなっていく。 ダニエルがフェルミンを伴って真相に迫っていくと思うので、早速下巻へ。2022/02/22

のっち♬

98
『忘れられた本の墓場』で手に取った『風の影』に感銘を受けた主人公は、謎の作家の過去を辿っていく。上巻の話の動きはかなり鈍めだが、徐々に明らかにされる人間関係も錯綜して一筋縄にいかない。丹念な人物造形が魅力的で、中でも主人公の探求や成長を思慮深い台詞の数々でフォローする元浮浪者のフェルミンの存在感は抜群。眼差しがどこまでもあたたかい。主人公の現在と作家の過去が次第に重なりを見せる構成と語り口は、やや冗長さを感じさせつつも巧妙。「運命はね、いつも道の曲がり角にいるんです」「こっちから出向かなきゃいけないんだ」2020/09/02

榊原 香織

95
スペインバロックミステリーとでも言おうか(ファンタジーなのか?まだわからない) 上下巻の上 忘れられた本の墓場シリーズの第一弾。 フランコ政権下、第2次大戦の後。バルセロナ自体も魅力的 昔使っていたスペイン語の教科書に出てきた名前と同じ人物とか、通り、小道具とか 偶然か、よくある名前なのか、特別な物語に出会ってしまったのか・・2022/10/12

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