出版社内容情報
池上冬樹氏「小説を読む喜びにあふれている」(朝日新聞・9月17日)、逢坂剛氏「掛け値なしの傑作である」(讀賣新聞・9月17日)と、新聞書評で激賞!
冒頭の10ページが読める!物語の舞台は実在する!?『風の影』バルセロナ・ガイドマップが見られる! ■集英社文庫HP http://bunko.shueisha.co.jp
内容説明
1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。謎の作家フリアン・カラックスの隠された過去の探求は、内戦に傷ついた都市の記憶を甦らせるとともに、愛と憎悪に満ちた物語の中で少年の精神を成長させる…。17言語、37カ国で翻訳出版され、世界中の読者から熱い支持を得ている本格的歴史、恋愛、冒険ミステリー。
著者等紹介
サフォン,カルロス・ルイス[サフォン,カルロスルイス][Zaf´on,Carlos Ruiz]
1964年、スペインのバルセロナ生まれ、ロサンゼルス在住。執筆活動のほか、フリーランスの脚本家としても活躍。1993年のデビュー作『霧の王子(El Principe de la Niebla)』で、エデベ賞を受賞。5作目の『風の影』でフェルナンド・ララ小説賞準賞(2001年)、リブレテール賞(2002年)、バングアルディア紙読者賞(2002年)を受賞
木村裕美[キムラヒロミ]
東京生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒。翻訳家、マドリード在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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