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内容説明
優良企業は、そのとき、何を間違えたのか? 大映、フォーライフレコード、山一證券など歴史に名を残す10の会社が倒産した理由に迫る本。本書のキーワードは2つ。絶滅企業がかつて繁栄を誇ったノウハウから、未来へのヒントを見つける「温故知新」。そして絶滅企業に至った理由を知ることで、同じ過ちを繰り返さないための「反面教師」。先人の偉業に光を当てた者だけが、未来への道を見つけることができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
21
大映、山一証券、虫プロ、セゾングループなどなど、全盛期は猛威をふるっていたけれども今は無き企業の栄枯盛衰。経営力はトップ個人の采配により明暗がわかれ、また時代の流れに柔軟に変化しなければ、企業は衰退へ。実際はそんな単純なものでは無いでしょうが、企業のみならず個人も同じではと考えさせられる一冊。2016/05/02
もえたく
7
「温故知新」「反面教師」をキーワードに10社の絶滅企業を取り上げている。漫画『栄光なき天才たち』で取り上げられていた「総合商社鈴木商店」や「満鉄調査部」があり惹かれところは一緒だと感じました。候補にあげられていた残り20社についても読んでみたい。コンパクトにまとまっていて大変読みやすかったです。2015/08/16
ninni
4
・戦後の奇跡と言われるー東京オリンピック、大阪万博、テレビ放送、新幹線開通は戦前に地ならしができていたから実現した。 オリンピック、万博は1940年に開催する予定で計画が進んでいた。テレビ放送は1926年に高柳健二郎が世界初ブラウン管に文字を映し出したノウハウを戦後のNHKが引き継いだ。新幹線は戦前の弾丸列車計画の焼き直し。用地買収は8割型終わっていた。 ・大映衰退の理由。映画全盛期に機能した五社協定(引き抜き防止協定)は、映画産業が下火になってくると弊害でしかなくなった。 強さが弱さになる。 2018/11/07
shigeki kishimura
3
そこにいるっていう事実だけで何かに影響を与えているんでしょう、企業も人も。2018/04/10
日向夏
3
いまはなくなってしまったが、かつては栄華を極めた企業の成功と失敗の要因を紐解く。成功譚に比べて没落への書き方がいやにあっさりしてるのが気になったが、滅ぶ時はそんなものなのかもしれない。企業自体がなくなってしまっても、その息吹が現在にもあちこちに根付いているというのがおもしろい。2016/01/17
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