モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方 知る、見守る、ときどき助ける

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モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方 知る、見守る、ときどき助ける

  • ISBN:9784534053022

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内容説明

モンテッソーリ流子育てとは、欧米で実績のある教育メソッド。

この教育を受けた著名な人物としては、オバマ前大統領や、イギリス王室のウィリアム王子、ヘンリー王子、Amazon.com創立者のジェフ・ベゾス氏、Google共同創立者のサーゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏、社会学者のピーター・ドラッカー氏、そして日本人では、将棋棋士の藤井聡太氏などが挙げられます。

モンテッソーリ流子育てでは、
・子どもの「敏感期」がどういうものかを知って【→知る】、
・子どもをきちんと観察して【→見守る】、
・子どもに適切に声をかけ、働きかける【→ときどき助ける】、
という教育を行い、子どもの自主性、独立心、知的好奇心を育み、社会に貢献する人物となることを目指します。

「敏感期」とは、生き物が、ある一定期間、特定の能力を開発するために、環境に対して「敏感」になる時期のこと。モンテッソーリ流子育てでは、この時期の親の接し方次第で子どもの才能や能力が決まるとし、「敏感期」を非常に大切な時期と考えています。

本書は、親(特に母親)が、子どもの「敏感期」をよく理解した上で、どのように子どものこだわりに対応し、その子らしさを伸ばすかを、漫画イラストも交えながら、やさしく教えます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっこ

53
【モンテッソーリ】1歳9ヶ月娘がどうやらイヤイヤ期に突入したようなので、復習を兼ねて読了。モンテッソーリ入門書として、とてもわかりやすく読みやすい書籍でした。一番参考になったのは、『やり方を簡単に教えない。手伝って、のサインが出るまで手伝わない。/察さない、言葉にするのを待つ。/失敗を直さない。イライラしてやめる直前に声をかける』あたり。娘がパズルやってるときとか、つい『逆だよ!』って直したくなってしまう…。でも我慢我慢。やっぱりモンテッソーリの考え方好きなので、定期的に読んでいきたい。2019/01/17

きいち

37
何より、子育てしている親の側が一番ラクになる考え方なのだと思うし、それはきっと、子どもにとってのよい環境づくりに直結するだろう。あの、理不尽にしか思えない子どもの行動の数々に、それぞれ理由があって、しかもそれらがみな成長したい、という子ども自身の根源的な欲求につながっている、そんな風に考えられるのは、振り回される側にとってとても救いになるのだから。◇あとがきが素敵。まだ30代の園長さんの、自分自身真っ最中の子育てについての「できないこと」の告白は、完璧な子育てなんてないと実感させてくれる…落とし穴も回避。2017/10/10

nico

24
あー、やっぱりモンテッソーリ教育の考え方好きだなぁ。敏感期(俗にいうイヤイヤ期)の困りごとをどう捉え、支援したらいいかがたっぷり掲載されてて参考になる1冊だった。子どもに何でもやらせて、「違うよ」と言わずにひたすら待つ。「教えて」と言われるまで教えない……。どれも自分が完璧にできるとは思えないけれど、それでも子どもが伸び伸びと活動できるように見守るスタンスを忘れずに育てていきたいなと改めて思わされた。2020/06/07

ひろ☆

15
モンテッソーリ流教育。子供には子供の考えがある。とても分かりやすい。2015/11/24

haruaki

14
幼く柔らかな生命と向き合い育てていく事は、親のエゴと対峙する事の連続なのだなと思った。人間が経験する最初の戦争、大人と子どもの戦争。子どもが自分を育てていく過程をいかに見守り、手を伸ばすタイミングを見定めることの難しさ。子どもが自分で行動していくように道具の工夫をするなど、勉強になる事が沢山書いてありました。2020/06/28

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