角川文庫<br> 怪盗探偵山猫 月下の三猿

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角川文庫
怪盗探偵山猫 月下の三猿

  • 著者名:神永学【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2018/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041070147

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内容説明

猿の仮面を被った謎の男たちに襲われた少女を助けた勝村。少女は猿の娘と名乗り、父が遺したある物を見つけるために山猫を探しているという。かつて世間を賑わした窃盗団・三猿が関係しているらしいが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

67
相変わらずのスピード感がありますね。猿の娘と名乗る少女と三猿の絡むミステリー。山猫の活躍も痛快です。色々な要素が盛り込まれていて楽しかったです。勝村さんがだんだん只者ではなくなってきたような気がするのは気のせいでしょうか。2019/01/15

itica

65
前作を読んだのはいつだっけ?と思うほど久しぶりの山猫は、相変わらずのお惚けぶり。勝村は毎度のことながら痛い目にばかり会う。女子高生みのりは最早、山猫一味?そしてもう一人の少女、サキが今回のキーマン。窃盗団三猿と破天荒な刑事犬井、謎の集団、それぞれの関係性が掴めなくても、命の危機に晒されても、山猫なら大丈夫と言う根拠のない確信があるから安心して読めるんだよね。うん、面白かった。さて次回、文庫化はいつかな? 2020/08/28

papako

44
犬井の存在が大きくなってきてるな。しかし痛い痛い!2022/07/30

Junichi Yamaguchi

37
『天才窃盗犯の山猫様』… 安定感のある楽しい読書。 天敵の過去も明らかになった今作。 次作以降にも期待。。2018/12/05

薦渕雅春

35
このシリーズは初めて読むが、2006年を最初に、5作目とのこと。テレビドラマで 亀梨和也さんが演じてたのではないかなぁ。イケメンで面白い山猫、セリフにも行動にもお茶目なところを出している。「自惚れ屋さんだね」「女は、自惚れてる男に惚れるんだよ。だから、おれの周りには、女が寄ってくるのさ」本著では〈猿猴の月〉が鍵を握っている。「故事だよ。猿が井戸に浮かぶ月を自分の物にしようと、必死に手を伸ばした」「その猿は、井戸に落ちて溺れ死んだ。この話の教訓は、身分不相応なものを手に入れようとすると、自滅するってことだ」2019/03/22

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