角川コミックス・エース<br> ヤマトタケル(6)

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角川コミックス・エース
ヤマトタケル(6)

  • 著者名:安彦良和【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2018/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041074930

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内容説明

東征は完遂した。故国・倭への郷愁が募る中、帰路につくタケル一行。しかし、甲斐駒ヶ岳を眼前に見上げた刹那、轟音と共に背後の八ヶ岳の火口が火を噴き始める。凄まじい衝撃に見舞われタケルの軍は潰走を余儀なくされる。さらにタケルの帰還を阻む陰謀がタケルの前に立ち塞がるのだった。謎と悲劇とロマンに彩られたヤマトタケル帰路の物語が遂に明かされる――!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

25
『ナムジ』から始まる「物語古代史」シリーズを安彦良和が描いてきて、約三十年近い歳月が経つ。そのひとつの到達点としての『ヤマトタケル』が完結した。今巻のあとがきにもあるように、皇国史観の後遺症により、日本に五世紀までの古代史が空白となっていることに対する問題提起として「物語古代史」は描かれている。東征からの帰路、八ヶ岳が噴火したり、草薙の剣を放棄した理由等々を、オリジナルの説として物語に組み込む安彦だが、ドラマを盛り上げるための嘘ではなく、あくまでリアリティを持たせるための説として想像している。(つづく)2018/10/28

月をみるもの

8
北近江の息長氏は、1世紀あまりの後、継体天皇を育む土地となる。ヤマトタケルの死につながった出来事が、関ヶ原/壬申の乱と同じ場所で起こったというのは、決して偶然ではないということなのだろう。2018/12/03

ohion

4
約5年かかってついに完結。安彦古代史シリーズは大好きなシリーズですが、これが最後になるのかなぁ。安彦考察による人間ヤマトタケルの人生の終焉はとても寂しいもので、その子がのちに天皇になるという家系の切れ目のようにも思えます。2018/10/27

おりひら

3
最終巻。安彦節で描くヤマトタケルは、なんといいましょうか。どこまでもお人好しで、お人好しで、どうしたものかと思ってしまう。久々に安彦さんの解釈が多めにあったのですが、どちらかと言えば淡々と語られる解釈なので本編との雰囲気の落差がタケルの悲劇性が増した。あと「天の血脈」を再読したくなりました。安彦良和さん描く古代日本漫画は、これで終わりかな。今の連載が最後のマンガと謳っているし。残念だな。2018/11/19

Kavi

2
最終話。悲しい一生だったな。2018/11/26

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