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内容説明
天叢雲剣の霊力により火攻めの窮地を脱しイカハ兄弟を撃滅したタケル。そんな中、弟橘姫がタケルの子を宿す。つかの間の幸せに浸るタケルと弟橘姫だったが行軍を遮る走水の潮流が二人の運命を揺り動かしていく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
27
火攻めの窮地を天叢雲剣の力により脱するヤマトタケル。神話の醍醐味を存分に感じさせるエピソードだ。と同時に安彦良和は、東国遠征の動機や内容を、史実によって補完している。巻末に収録された国立歴史民俗博物館研究部教授の松木武彦との対談が、安彦の古代史をコミカライズする際の姿勢をとてもわかりやすく伝えている。『古事記』や『日本書紀』の記述は伝承や記憶の産物であり、権力者の意向に左右されているとしながらも、最初っから作り物であれば起こりえない矛盾を多く孕んでいることに、かえってリアリティがあると説く。(つづく)2018/01/25
月をみるもの
9
タケミナカタも武内宿禰も弟橘も、すべて「暗黒神話」でのイメージが固定しているんで、めっちゃ新鮮ですわ。あとがきで対談してる松木さんの本がどれも面白そうなんで、まとめて発注。2018/03/03
ohion
7
ナムジも神武も5巻でおわってたのに、これは5巻で終わらなかった。今回は、安彦良和の考察が久しぶりによかった。 さあ、次は死の謎にせまってほしいものです。2017/12/10
千本通り
6
表紙絵になっている弟橘姫が自ら海に身を投げて嵐を鎮めようとするシーンがクライマックス。船から遠ざかる板の上で、海の波間に姫が立ち上がって大きく腕を掲げるシーンがけなげで涙を誘う。巻末に著者と松木武彦教授との対談が載っている。日本の古墳には墓碑銘がないというのは、言われたら確かにそうだ。2021/12/29
davi
5
物語の加速度と情報量の多さから本当にこの巻で閉めにかかってるのではと心配になったけど、まだ続きがあるようで安心した。武内宿禰の存在感が増してきた物語に安彦さんがどのような解釈を示すのかが楽しみ。2018/01/19
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