形態素解析の理論と実装

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形態素解析の理論と実装

  • 著者名:工藤拓
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • 近代科学社(2018/10発売)
  • ポイント 35pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784764905771
  • NDC分類:007.63

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内容説明

言語において意味を成す最小の要素である「形態素」の解析方法について、技術者向けにその理論や実装方法を網羅的、体系的に解説する。実装や高速化等を扱いつつ、辞書やコーパスなどの言語資源の構築・利用についてもカバー。解析ツールを「ブラックボックス」として使っている人も中身を理解したうえで拡張・改良できる道筋ができ、ひいては独自の辞書の作成を目指せるようになる。C++11を使った具体的な実装方法も掲載。 199

目次

第1章 形態素解析の概要
第2章 言語資源
第3章 テキスト処理の基礎
第4章 辞書引きアルゴリズム
第5章 最小コスト法
第6章 点予測
第7章 未知語処理
第8章 評価
第9章 高度な解析

付録
A.1 条件付き確率場の勾配の導出方法
A.2 logsumexp

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鴨川

3
形態素解析器の特徴と中身についてだいたい分かる。類書が意外とないので持っておくべきものだと思う。2020/02/02

こたろう

3
形態素解析(メインはMeCab)について書かれた本。NLPer、それ以外の人にとって、多くの人がお世話になっているMeCabの開発者による形態素解析器の解説の本。MeCab以外にJUMANやChaSen、Kyteaについての言及が多い。それぞれの形態素解析器の利点・不利点について記載されている。どちらかというと研究者・学生向けという印象を受けた。あとは論文を参照して実装するエンジニアにとって最高の文献になると思う ただ一つ残念だったのは、Sentence Pieceについて言及して欲しかった点だけが残念…2019/04/15

kk

0
やっと精読できました。形態素解析に関する色々な問題が紹介されていて、問題が整理されたなというところもあれば、そもそも問題を認識していなかったところもあり、ちょっと圧倒されました。印象に残ったのは文字コードのところと、整合性のある分割について。辞書の利用によるコスト最小法と機械学習の時代の点推定。文脈情報はあればあるほどいいかと思っていたし、機械学習まずありきだと思っていたけれど、人手によるチューニングの強さも理解しました。アカデミアからすると実用上の話は大変そうだが勉強になる。2021/11/18

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