祥伝社文庫 生贄の羊 悪漢刑事

著者名：安達瑶

祥伝社（2018/10発売）

• ISBN：9784396340261

内容説明

ワルデカ、首都東京で大暴れ！　半グレ集団の暗躍、警察庁内の覇権争い……魔の手に堕ちた美少女の運命は──。地方都市・鳴海で悪徳刑事と恐れられていた佐脇に、突然、東京の警察庁への出向命令が。呼び出したのは佐脇と因縁浅からぬキャリア官僚・入江官房参事官。彼は知人の娘・奈央を捜し出すよう依頼した。探偵のような任務を何故佐脇が？　やがて娘はアイドル候補として半グレ集団に囚われていて、背後に入江の出世争いのライバルがいることがわかるのだが……。悪徳刑事が首都で怒りの大暴走、 絶好調のシリーズ第12弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こいきんぐ]

家にあるのがこのシリーズしかない…読みやすいし期待を裏切らないからよしとしよう。

2017/10/05

[ゆたか]

面白かった！佐脇さんも暴れてくれたし良かった！しかし半ｸﾞﾚ集団の話より本職さんの話の方が良いですが時代の流れなのでしょうがないですね(^_^;)まだまだ佐脇さんには活躍して貰わないと！次回作にも期待！！

2014/08/10

[ぴよきち]

長い事登場していたキャリア官僚の入江さんの過去をちょっと紹介。この登場人物は大体こんな感じだろうなという予想はまんま予想と同じように進みます。

2017/05/03

[kitarou]

久しぶりの悪漢刑事シリーズ。田舎刑事の佐脇といけすかない警察庁の入江参事官がタッグを組んで悪に立ち向かう。関東連合が引き起こしたクラブ殺人事件やエビゾー事件などを思い起こしながら読み進めた。読み始めたらとまらない。ジェットコースター・ストリーだ。ファム・ファタルはいつでも魅力的でどんな堅物でもとりこにしてしまうのだろう。

2014/05/01