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内容説明
個性際立つ人が多い芸術学部――その中でも尾崎流星(18)が入ったのは、
強烈な生徒ばかりの「俳句ゼミ」で!?
切れ字って? 季語って? 淡々とした性格の流星と濃ゆ~い俳句ゼミメンバー俳句は果たして上達するのか。
『ガイコツ書店員 本田さん』の本田が描く、本格<俳句>青春グラフィティ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
85
「ガイコツ書店員」の本田さんが描く芸大生もの漫画。それも俳句ゼミというちょっとマニアックな題材。いやあ面白かった。こういう文芸青春ものは好み。ツボった。個性的でちょっとクセのあるキャラが揃っていて初めはとっつきにくそうだけど、読んでいくうちにみんな愛おしくなった。あと先生もいい。こういう人に習ったら俳句いけるかもと思ってしまう。学生みんな初心者という設定なので俳句のイロハから教えて貰える。説明が多いけどテンポが良くて読み易い。みんなで評する合評は思わず仰け反りそうだが、色々と含蓄のある言葉で楽しく読めた。2020/01/15
ネムコ
50
本屋さんを辞めた本田さんを応援したくて買いました。これは当たりです‼ 普段自分で作ろうなんて思ったこともない俳句ですが、坂本先生に習えば作れるかも⁉って思えちゃう(笑) 濃いキャラをリアルに作ることにかけては本田さんの右に出る人はなかなかいませんね。続きも買います!2018/10/21
トラシショウ。
43
小説を書く事を趣味にしている青年・尾崎流星が、入学した八島芸術大学文学科で学校から割り当てられたゼミは小説とはほぼ無縁な俳句ゼミ。彼と同じくさして引っかかりもなく残った一年生は昭和のオタク代表の様な春信、チェコと日本のハーフだが日本語オンリーのレンカ、赤ちゃん連れで穏やかだがほのかに毒舌なみどり、現代のコミュ障オタク的な薺(なずな)など、みなかなり個性的な「濃い」メンバーばかり。どこかつっけんどんな講師坂本の指導の元、受講者全員が初心者の俳句を学ぶ時間が始まる。異色の俳句青春コメディ(以下コメ欄に余談)。2018/11/05
akihiko810/アカウント移行中
30
「ガイコツ書店員本田さん」の著者が描く、芸大文学部俳句ゼミを舞台にした俳句マンガ。 本格俳句ものというより、スクールライフものになってて面白い。本田はここから本格的な漫画家になるようで楽しみだ。「プレバト」での俳句人気もあり(私も好き)注目の漫画のひとつ2020/03/13
緋莢
27
『ガイコツ書店員本田さん』著者の新作。大学に入学した尾崎流星は、希望していた小説ゼミではなく、俳句ゼミに入ることに。日本とチェコのハーフ、漫画のオタク、赤ちゃん連れなど、なかなか濃いメンバーと共に、流星は俳句を学んでいくことになります。穴埋め俳句は、それぞれの個性が出ていて面白いですし、その後の課題、初夏の季語と切れ字を 使った俳句を作るでは、先生が作成の意図を聞き、それが活きるように添削して、ガラリと変わるというさまが面白かったです(続く 2019/02/02