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内容説明
初めての一人暮らし、初めてのアルバイト、初めての恋愛――。映画をあまり知らないままレンタルビデオ店でのバイトを始めた大学1年生の藤田奈緒(18歳)は、店長の奥田一平(42歳)から毎週水曜日におすすめの作品を教えてもらうことになった。一緒に観ていくうちに、徐々に縮まる心の距離。彼が教えてくれたのは映画鑑賞のおもしろさと初めての恋。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
28
「・・・俺は大人(オジサン)だから、女の子とそーいうトコ行くのに言い訳や建前がいるんだよ」「・・・私は子供だから、気持ちが動けば何でも出来ます」。紀伊国屋書店にて平積みから手に取る。大学生になって初めてレンタルビデオ店のバイトを始めた藤田奈央。映画について無知な彼女を見かねた店長・奥田から、ふとしたきっかけで仕事終わりの毎週水曜日の夜、店の事務所で共に映画を見る事に。知らなかった映画の魅力について知りながら、いつしか奥田への想いを募らせていく奈央だが・・・。映画を巡る瑞々しい青春もの(以下コメ欄に余談)。2019/06/01
ソラ
22
映画は普段見ないけれど題材として面白そうと思って購入。 映画成分はそんなに濃厚じゃなくて、普通に恋愛マンガという感じでバランスとしてちょうど良いんじゃないかなと思う。2018/09/17
流之助
19
年の差恋愛を挟んではいるが、しっかりとした名画紹介。こんなふうに、自分がいいと思った趣味に共感して良いって言って貰えたら嬉しいだろうな。ちなみに、私は近年映画館が集中できないので(人の出す音だけでなく気配にすら)もっぱら家で鑑賞するスタイルです。2019/10/29
美月0217
16
★★★映画を見ない女の子がレンタルビデオ屋でバイト・・ 色々な映画紹介あり・・2019/03/20
わたー
15
★★★★★レンタルショップでアルバイトを始めた主人公と映画好きの店長との映画+年の差恋愛モノ。二人を繋ぐ舞台装置として映画を効果的に配置し、ラブ要素多めな内容に。だが、決して映画論を疎かにしているわけでなく、そのバランスの絶妙さにはううむと唸ってしまった。特に、往年の名作に触れたことのない主人公に対する店長と先輩アルバイトとの反応の違いが1番印象的。「見ていない」ことを羨ましいと思えるように私もなりたい。そして、燃え上がるような想いの行方はどこへ。2019/07/13