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内容説明
29歳のえいこさん。誰といっしょになるとか、どこで暮らしていくとか――そろそろ決めなきゃいけない問題も増えてきた。とはいえ、答えなんてすぐに出せない(出したくない!)わけでして……。
ああでもない、こうでもない、と思い悩むえいこさんの厄介な日々を綴った『A子さんの恋人』、待望の刊行スタート! 注目作家・近藤聡乃が、初の長編連載のテーマに選んだのは“恋愛”! 恋人・友達・家族と絡まりあう29歳女子の日常描写は、連載開始から「リアル過ぎる」、「“あるある”の連続!」と話題騒然。そう、この漫画の中には、あなたも、あの子も、あいつもいるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
83
「ニューヨークで考え中」が良かったので古本屋で全巻大人買いしました。A子さんは日本とニューヨークに彼氏がいる29歳の女子。日本にいるA太郎はみんなに好かれるタイプで美大の同級生。ニューヨークのA君は多国語を操る翻訳家で知的なクールガイ。3年ニューヨークに留学して日本に帰ったら、友達のK子とU子と近況報告。お互い長い付き合いなので、性格も行動も手に取るようにわかってる。3年間一切連絡取ってなかったA太郎とまたよりを戻してるのも、スカイプでA君とチャットするのも、A子はどうなんだと思いながらもずるずる過ごす。2024/07/15
buchipanda3
54
英語のAと書いてA子のA子さん、そしてK子さん、U子さんのアラサー・トリオが織りなす日常。ぷっと思わず吹き出してしまうコミカルさとシンプルだけど顔の表情とか巧いなあと思ってしまう絵がとてもいい。面白かった。A太郎とA君のはざまで何となく先延ばしするA子さんのおろおろぶりとか全体的にただようダラダラ感のかわいさががたまらない。2019/04/11
Vakira
42
オフ読友さんの紹介でこの漫画家知る。漫画よりこの作家の画が好き。シュールで妖しい少女の画。で画集買っちゃう。その世界とはまるっり異なるリアルドラマ。30歳いっこ前のギリギリ20代女子群像劇(主は3人)。A子、K子、U子、I子のキャラ立ちが各々凄い。おじさんは入り辛い世界だがこのキャラ達の行く末を見届けたく、読んでしまった。黒出目金どうなる?クソッ 次巻も読みたくなった。2019/11/26
くろにゃんこ
28
マグカップに名前・・・がツボでした(笑)「NO」と言えない優柔不断さにはイラっとしますが、時々面白くてこれからどうなっていくのか楽しみ♪2022/03/13
one_shot
23
三年間、アメリカに留学してたA子さんには、大陸を挟んで二人の恋人がいる。美術大学の同級生A太郎は、東京でA子の帰国を待っていた。かたやA君は、NYで日本に一時帰国したA子さんを待っている。どちらとも空港で縁を切れなかったA子さん。そこに味のある(イケズな)友人のK子とU子が絡んでくる。A子の恋の鞘当てより、女子のあけすけな会話が面白い。三谷のやっぱり猫が好きを思い出しつつ読む、青春の終わりの狂想曲。次巻へ。2023/01/06