内容説明
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「おかえり」が聞こえる、ここはマイホームタウン
1年だけのつもりでやって来たニューヨークで、アメリカ人の恋人と出会い、結婚した。
これだから人生って……!
まだまだ続く、近藤聡乃のつれづれNYライフ
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漫画をはじめ、絵画やアニメーション、エッセイなど幅広いジャンルで活動するアーティスト・近藤聡乃。「慣れた」と感じた日々は過ぎにけり――2008年の秋に単身ニューヨークに渡って早9年。ふるさとから遠く離れたこの街で、新しい家族ができました。アメリカ人の恋人との結婚、新婚生活、日本で暮らす家族とのやりとり、大好きな街からの引っ越し……などなど、2015年の第1巻刊行後の日々のあれこれを見開き2ページ、一話完結のスタイルで描くシリーズ第2弾です。現在進行形、等身大のニューヨークライフがここに!
人気コミックエッセイ第2弾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
107
間もなく新刊が出るので。ニューヨーク在住の漫画家さんの日常エッセイ。何ということのない話なのだけれど、海外で暮らす日本人のちょっとした気づきみたいなものが面白くて、ふむふむそうなんだとつい読んでしまう。著者のパートナーはアメリカ人で、漢字を習ってそれを披露する話を読むと「A子さんの恋人」と重ねていたりする。他にはアメリカ人女性の化粧とすっぴんや券売機で感じる日本人がマイノリティだということなど。食べ物ネタもテッパン。子供が嫌う芽キャベツ。あとゴールデンブラウンのケーキに甘いジャムのお菓子にはなるほどと。2020/12/01
アキ
92
2015年4月16日からのニューヨークの日常を描いている。Astoriaからマンハッタンに向かう地下鉄NQラインに乗りながら次は何を描こうかなと考える生活も6年半続けてきた。こちらで暮らし始めると日本語が恋しくなる。日本語で読む読書がより好きになった。住み慣れたアストリアから引っ越しをした。20歳上のミュージシャンと結婚してSOHOに住むことになった。夫は日本語を学んでいる。著者は英語がなかなか上達しない。お互いの言葉を学ぶのは、言葉が相手の一部だから。ソーホーの街を歩きながら考える。次は何を描こうかな。2023/09/15
どんぐり
82
シリーズ2巻目の漫画。71話から始まり140話に終わる、2015年4月~2017年12月の2年半にわたる絵描きのニューヨーク生活の記録。アーティストビザでNY生活7年目、20歳年上のアメリカ人と結婚。お相手はチェロ奏者で、大学生の娘が一人いる。婚約期間1年4か月を経て、マリッジライセンスをもってシティホールで挙式。新しい生活の始まり。日本語を熱心に勉強するパートナーが、難しい漢字を覚えたり、「愛羅武勇」などヘンな文字列を楽しんだりする。→2023/09/01
コットン
71
ニューヨークの生活コミック。MOMAの常設展に何回も行けたり、音楽をする人が身近にいたりとニューヨークライフを満喫している様子。ただ、地下鉄の自動販売機の言語選択が英語、スペイン語、中国語、韓国語のみで、日本人はマイノリティと認識するなどの一面も…。2018/01/31
Vakira
55
聡乃さんのニューヨーク滞在記 2巻目。なんだかんだで、もう10年も滞在。彼氏の登場増える。若く表現されていますが、聡乃さんより20歳以上年上。大学生のお嬢さんもいる。そしてとうとう結婚。異国滞在記は異国人結婚記となる。自分のことなのでエッチ表現は封印。異国夫観察、文化の違い面白い。2020/08/06